カイ・レニーが伝授! 初心者向けSUP(サップ)の基本・乗り方講座
ライター: Mg
スタンドアップパドル サーフィンの基本を「海遊びの巨匠」カイ・レニーが伝授
サーフィンのオフに利用している人も多くなってきたスタンドアップパドル サーフィン(SUP:サップ)。サーファー以外でやる人も増えましたね。みんな海が好きなんですね。
若いながらSUPの6×ワールドチャンピオン、カイ・レニーがスーツ姿でたくさんのウォーターアクティビティにチャレンジしているその名も「スタイル・チャレンジ」シリーズからSUPの乗り方と、人気のヒミツをご紹介。
■カイ・レニーとは
1992年10月8日マウイ島生まれ(この記事の掲載時23歳)。サーフィンを始めたのは4歳。ウィンドサーフィンは6歳、SUPは7歳 カイトサーフィンは9歳で始め、競技で数々の受賞歴もあるナチュラルボーン「海の子」。
ハワイアンのカイ・レニーは海遊びの巨匠。ご紹介する記事中では卓越したショートボードのスキルも披露。オールラウンダーなのです▶『SUP初代世界王者カイ・レニー』のショートボードサーフィン動画
人気急上昇中のSUP(サップ)
スタンド・アップ・パドル(SUP)サーフィン。Stand Up Paddleの頭文字をとってSUP(サップ)。ハワイ発。発祥は1960年代とまだ新しいものですが多様性に注目され、近年人気が急上昇しているウォーターアクティビティで、大きなサーフボードの上に立ってパドル(オール)で水面を漕いで進みます。
こちらの映画を見るとSUPの歴史がわかります おすすめ!
・人気急上昇!スタンドアップパドル映画
SUP・8つの人気のヒミツ
簡単にチャレンジできるSUP(サップ)。フィールドの豊富さと多くの遊び方。その人気のヒミツは…?
1)その日から始められる
クルージングでは、深い専門知識や熟練の技などが特に必要なく、多くの場合その日から板の上に立てます
2)楽しいながら、エクササイズができる
クルージングでは派手な動きではなくても有酸素運動となり、水の上でバランスを取って立つことでインナーマッスルが鍛えられます。短時間でもけっこう効く感じが実感できるかと思います
3)場所を選ばない
海でも川でも湖でも、池やプールでも、といった幅広いフィールドで対応可能
4)タンデム可能
愛犬と、お子さまと、みんなでゆるく楽しめます。友人らとツーリング、家族揃って海の上で休日を過ごすこともできますね
5)海の上で「釣り」や「ヨガ」。カヌー感覚ながら、カヌーより手軽
聴こえるのは波の音。頬を撫でていく潮風。街の喧騒から離れた静かな波の上で自然を満喫しながら気軽に自分の世界を楽しめます。落ちない自信があればコーヒーセットを持って海の上でティータイムなんて事もOK
・SUPの上でヨガ
mindbodygreen
6)波がなくてもOK
フラットな水面で遊べるので波のない日のサーファーのオフに
7)お子さまから高齢者まで
サーフィンだと体力も必要で万人向けかというとややハードルが高い。しかしSUPであれば多くの人が挑戦できます
8)気軽にしたい人も本格的にしたい人もOK
ゆったりクルージングやツーリング、本格的なサーフィンのスタイルで波乗りするなど、SUPの乗り方はユーザーを選びません。
カイ・レニーはジョーズ(ピアヒ)の波に乗っています
関連記事:SUPの歴史など、魅力の分かる映画▶人気急上昇!スタンド・アップ・パドル映画『ファースト・グライド』
「動画」カイ・レニー伝授 SUPの基本
※内容は補足してあります
「人気急上昇中ハワイの伝統的なスポーツSUPを伝授!楽しいしエクササイズにも良いよ。」
「パドルは背より高いくらいで持ちやすくT字になってるよ。
板はサーフボードより大きい。快適な乗り心地を求めればいいんだよ。」
「バランスが重要。」
「快適な場所に立って…具体的にはボードのセンターの線を中心に均等にまたいで立つといいよ。」
「目線は地平線に合わせて。
パドルの丸まった面を後ろに向けて。丸みが水をかいてくれる。」
※サーフィンのパドルの手の形を思えば、オールのどちらが前か分かりますよね。
「パドルを自分より後ろに持っていかないこと。自分より90度以上に後ろにいっても無駄な動きになるだけだよ。
進むときパドルが自分の前にある状態をキープしてね。」
動画はこちら▶
実際にSUPしたい!
SUPには
・サーフボードのような大きなボードのタイプと
・空気で膨らませるタイプ
があります。キャンプで遠出する場合などは、荷物が多いことも考えると空気を入れるタイプが便利でしょうね。
■これからのサーファーの出勤は渋滞知らずのSUPスタイルに?!
カイ・レニーのスタイルチャレンジシリーズのようなビジネススーツでSUP。サラリーマンが毎朝、渋滞や満員電車と無縁で颯爽と海を渡って会社に行き、会社ではバリバリと働いて定時にはサッとSUPで去る…世の中にはそんな人がいても良い気もします(笑)。通勤自体がトレーニング。
通勤途中で海に落ちたりしたら大変、しかし世の中にはスーツスタイルのウェットスーツもあります!さあ、これで出来ないことはない?!
▶水陸両用の防水スーツで仕事も海も、ビッグウェイブは逃さない!【三浦理志 水陸両用の防水スーツ】コレがホントのウエットスーツ
初めての場合は安全の面からもインストラクターに教えてもらうと良いですよ。
サーフショップなどに問い合わせてレンタル、インストラクター込み、ショップによって前後しますが1回6000円~7000円程度~/1人、がおおよその予算の目安です。
SUPは今後ますます普及していくと思われます。ぜひtry!
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この記事を書いたライター
Mg
海の街に暮らしています。 海をベースに、人と自然の交わるところで日常がより良くなるような情報を発信していきます。