ハワイ語で素敵な意味をもつ子供、赤ちゃんの名前・命名20選

WCTサーファー「カノア」五十嵐、弟「キアヌ」、プロサーファー稲葉「玲王（レオ）」、前田「マヒナ」といったみなさんもご存知のサーファーの名前は、ハワイ語の言葉でもあります。

芸能人では木下優樹菜さんが第2子に「茉叶菜（まかな）」ちゃん、浜崎あゆみさんの元彼としても知られた内山麿我さんの第1子「愛音來（あねら）」ちゃん、はしのえみさんも第1子「おはな」ちゃんということで、ハワイ語にちなんだお子さんの名付けが続けて話題になりました。

茉叶菜（まかな）ちゃん、ハワイ語で「MAKANA＝（大切な）贈り物」という意味です（木下優樹菜さんの長女の莉々菜（りりな）ちゃんの莉と次女の茉叶菜（まかな）ちゃんの茉が揃うと茉莉花＝ジャスミンになるということ）。

愛音來（あねら）ちゃん、ANELAはハワイ語で「天使」、おはなちゃんのOHANAは家族という意味。意味合いに愛情を感じますね。こうしてハワイ語での名付けが増えているようです。

サーファーでなくても綺麗な海に憧れる人は多いものですし、幸せな人生を送って欲しい願いが楽園のようなイメージのあるハワイと強く結びつくからかもしれません。そしてハワイ語は知ってみると日本人になじみやすい音も多く、名前にして違和感のないものも多いのです。

ハワイ語を入れた名付け20選

聞いただけでふわ～っとプルメリアの香りでもしてきそうな(笑)、日本語の名前としても馴染むハワイ語を20点ご紹介。

■女の子に良さそうな名前

■男の子に良さそうな名前

■女の子、男の子とも良さそうな名前

「ひろみ」、などと名前の一部にあるのもいいですね。また「まりえ」と書いたものはハワイ語の発音では「マーリエ」だったりと、ところどころに若干の違いなどもあっても、ハワイ語はローマ字読みの発音に近く日本語にしてもそこまでの違和感はありません。

ハワイ語消滅の危機

意味合いも素敵なものが多いハワイ語、当のハワイではいまや英語が定着しており、じつは消滅の危機でもあります。
例外的に現在でも古くからのネイティブハワイアンが古来からの伝統文化を守ってハワイ語を使用しているニイハウ島もあるのですが、入島は限定されており誰もが立ち入れるわけではありません。島の人数は減少傾向です。ハワイの先住民族、古代ポリネシア人が使っていた伝統あるハワイの文化がひとつ消えゆくのは歴史としても重大なものをなくしてしまいます。ハワイの文化を作った、後世へも伝わっていって欲しい貴重な言語です。

人生ではじめての贈りもの「子供の名前」

大切な子供に人生を贈る方はもちろん、自分の名前の意味をあらためて考えて、自分が生を授かった時、家族はどんな気持ちを贈ってくれたのかを想うのも良いと思います。名前は自分がこの世に生まれてきて、はじめてもらったプレゼントだったのですから。

自分の名前を考えた時、色々を含めてこう思えるのなら幸せです。『私に人生をくれて、ありがとう…マハロ・ヌイ・ロア(mahalo nui loa)』。