【サーフィン初心者編】サーフボード選びのコツ&よくある13の質問
ライター: RYU
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初心者はファンボードかロングボード?『サーフショップスタッフが教える』サーフボード選びのコツ&よくある質問
初めて乗るサーフボードは、今後のサーフィン人生を左右する大事なもの。 初心者の方はとにかく、「パドリングとテイクオフの楽な、長さがあって浮力のあるサーフボードを。」と言われますがそうは言われても、サーフボード選びには沢山の疑問がつきものです。 そこで私、サーフショップスタッフが初心者の方によくされる13の質問と答えをまとめてみました。
Q1:初めからショートボードはやめた方が良いですか?
A:やる気しだいです。ロングボードやファンボードに比べると難しいことは確かですが、頑張ればショートボードから上達することは可能です。必ず十分な浮力と長さのあるショートボードを選びましょう。しかし海に行ける回数の少ない方、体力に自信のない方などは避けた方が良いでしょう。
Q2:ロングボードが一番簡単ですか?
A:テイクオフ、パドリングにおいては一番簡単です。実際サーフィンスクールではロングボードを使います。ロングボードをやりたい方は迷わず選びましょう。ただ波のコンディションやサーフポイントを選ぶ場合もあります。大きい分、持ち運びも大変です。
Q3:ファンボードで初めるのが一番良いと聞きましたが?
A:初心者用として一番バランスが取れています。ある程度どんな体格の方でも乗ることが出来ます。パドリングやテイクオフはショートボードより簡単で、ロングボードに比べて持ち運びや、海の中での取り回しも楽に出来ます。ショートボードをやりたい方にも最初のサーフボードとしてオススメです。
Q4:サーフボードは電車に乗りますか?
A:ロングボードは電車に乗りませんが、ファンボード、ショートボードは乗せることが出来ます。
Q5:中古でも大丈夫でしょうか?
A:中古のサーフボードでも大丈夫です。初めから高いサーフボードを買う必要はありません。しかし初心者に合うショートボード、ファンボードが必ずあるとは限りません。妥協して浮力の無い中上級者が使っていたサーフボードを選ぶのは絶対にやめましょう。
Q6:ソフトボードでも上達出来ますか?
A:ある程度で乗り換えましょう。パドリング、テイクオフを学ぶのには問題ありません、安全にサーフィンを初めることも出来ます。ただターン(コントロール)に関しては一般的な作り、素材のサーフボードに比べると難しくなります。
Q7:体が大きい(体重がある)のですが?
A:体重があり初心者でしたらファンボードかロングボードから初めた方が無難です。体の大きい人に合うショートボードは中々なく、初心者用に作られたショートボードでも浮力が足りない場合があります。
Q8:年齢が高いのですが?
A:ロングボードか長めのファンボードを選びましょう。若い人にとってもショートボードは難しいものです。安定感がありパドリングが楽な長いサーフボードを選べば楽しく上達することが出来ます。
Q9:子供が初めるのに良い板はありますか?
A ソフトボードがオススメです。安全性が高く、値段も手頃でサイズも豊富にあります。年齢にもよりますが自分で持ち運びの出来ない大きな板はやめましょう。 ※体重の軽い子供は、ある程度どんなサーフボードでも楽にパドリングや テイクオフが出来ます。
Q10:最終的にショートボードをやりたいのですが、ロングボードやファンボードから初めるのは遠回りですか?
A:そんなことはありません。まずは、しっかりとしたパドリング、テイクオフを身につけ、たくさん波に乗ることが上達への近道です。長い板はターンの基本を覚えるのにも向いています。もしショートボードでなかなか上達しない場合は思い切って変えてみましょう。
Q11:レトロボードはどうでしょうか?
A:意外に初心者向きです。レトロボードには幅、厚みのあるタイプが多く、初心者が乗れる板が多くあります。ただ短い板はやめましょう。
Q12:有名メーカーのサーフボードに乗りたいのですが?
A:初心者向きのモデルorオーダーしましょう。有名メーカーのサーフボードは主に中上級者用に作られていますが、メーカーによっては初心者向きのモデルも存在します。またどのメーカーでもオーダーで初心者にあった板を作ることは可能です。気に入ったサーフボードを持つことでモチベーションも上がります。
Q13:サーフボードは何年くらい使えますか?
A:難しい質問です。サーフィンに行く回数やサーフボードの素材によっても変わってきます。ただ大事に使えば、どんなサーフボードでも1年や2年で使えなくなることはありません。ただ上達するにつれて新しいサーフボードに乗りたくなるはずです。
どうでしょうか? 答えが矛盾している所もありますが、サーフボード選びは人それぞれで正解が違います。自分の理想のサーフィンや体格、年齢、やる気などでも変わります。近くのサーフショップで相談してみましょう。必ず自分にピッタリの板が見つかるはず!
初心者の方が楽しく、長くサーフィン続けられるよう、経験者もぜひ初心者の方に教えてあげてくださいね♪
Keep on surfing!
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この記事を書いたライター
RYU
"都内某サーフショップで働くアラフォーサーファー。 楽しみは年に数回行くサーフトリップ。
道具の事からテクニック、サーフィンカルチャー、サーフトリップまで興味の対象はオールラウンド。ショップスタッフならではの楽しいサーフィンライフに役立つ情報をお届けします!