五十嵐カノアが地元ハンティントンで開催されたUSオープンで初優勝!『QS10,000 Vans US Open 2017』
ライター: SurfingKids
・五十嵐カノアの地元優勝に多くの人で賑わうハンティントンビーチ
アメリカ、カリフォルニアのハンティントンビーチで開催された「Vans US Open of Surfing」。QS10,000というWCTサーファーや世界トップサーファー達が出場する、WCTに出場するためのQSシリーズの中で最もグレードの高いイベントである。
その「Vans US Open of Surfing2017」でハンティントンに住む五十嵐カノアがファイナルでブラジルのTomas Hermes(トーマス・ヘルメス)を大差で破り、見事に初優勝を飾った!
・関連記事:大原洋人と五十嵐カノアがラウンド5へ進出!QS10,000 VANS USオープン2017
・セミファイナル:五十嵐カノア VS フィリペ・トレド—–
セミファイナルでは、過去2度もUSオープンで優勝している優勝候補筆頭フィリペ・トレドと対戦。ファーストウェイブでまたしても2人が交錯し、フィリペにインターフェアが与えられる。フィリペはこのインターフェアでセカンド・ハイエストスコアが半分となり、激しく追い上げるもこれが大きく影響し、カノアが勝利。
・今年のリオに続き、再びこの2人に起こった今回のインターフェア
以下は今回のインターフェアのシーン。ジャッジはとても難しい。
An interference has been called on @toledo_filipe #VansUSOpen https://t.co/3r2JGMTrhe pic.twitter.com/XWKHGyzFYz
— World Surf League (@wsl) 2017年8月6日
今年のWCTリオ大会でも2人は交錯しフィリペにインターフェアが与えられた。
・関連記事;『フィリペ・トレドが出場停止処分に』WCT2017第4戦オイ・リオ・プロ)
・ファイナル:五十嵐カノア VSトーマス・ヘルメス—–
・開始早々先行されるも序盤に落ち着いて9.67Pをマーク
ファイナルはトーマス・ヘルメスに開始早々先行されるも、序盤に落ち着いて9.67Pを叩き出す。その後もリードを保ち後半に7.60Pを出し大差で優勝を飾った。9.67Pライディング動画は以下よりどうぞ。
Huntington Beach local @KanoaIgarashi ripping in the Final! #VansUSOpen https://t.co/3r2JGMTrhe pic.twitter.com/oHidoTxBy9
— World Surf League (@wsl) 2017年8月6日
五十嵐カノアは一気に3位へジャンプアップ。本大会で9位となった大原洋人は10位から8位へランキングを上げた。今後もCTクオリファイ&リクオリファイを目指す2人に注目だ!Kanoa Congrats!
イベント詳細はWSL公式HP:worldsurfleague.com/events/2017
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この記事を書いたライター
SurfingKids
AD Agentを経て独立。紆余曲折ありつつも、現在は会社経営をしながら投資家として活動。コンテストサーフィン観戦が趣味の1つです。