世界で初めて『人命救助用ドローン』が海で溺れた少年を救出!
ライター: Micky-G
人命救助用ドローン / Photo:BCC NEWS
ドローンがシャークアタックや海難事故から守る、海のライフガードに
サーフスポットしても有名なオーストラリアのニューサウスウェールズ州レノックス・ヘッドで、海で溺れた10代の少年2人を、ドローン操縦訓練中だったライフガードがそのドローン(無人航空機)を使い救出した。ドローンは沖合約700mの現場に1-2分という速さで辿り着き救助用の浮き輪を投下。2人は無事無傷で岸に戻ることができたという。
・シャークアタック対策&人命救助用のドローンを開発投資—
オーストラリアNSW州の副知事は「ドローンによる人命救助は世界初であり歴史的な出来事だ」と賞賛。NSW州政府はシャークアタックや人命救助用のドローンへ、去年12月に約4,000万円投資していた。これらの人命救助用のドローンには、警報機、スピーカー、浮き輪の投下、サメを発見する機能などが搭載されている。オーストラリアではサメによるシャークアタック被害が社会問題となっており、政府は人命救助用ドローンによる対策に力を入れていたため嬉しい成功事例となった。
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ドローン偵察機により映されたサメの映像
今回ドローンが人命を救うという、世界初の貴重な事例となりました。シャークアタック被害もドローンにより解決する事例が今後増えそうです。近い未来、事故を予測して自動で動く、AI搭載の人命救助ドローンなどもでて来そうですね。従来の人的作業がどんどんロボットに移行されていきます。人命救助用ドーロンから浮き輪を投下し、少年2人を救出する歴史的瞬間は以下動画よりどうぞ!
参考元:bbc.com/news
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この記事を書いたライター
Micky-G
趣味はグレイシー柔術、サーフィン。『サーフィンのことを、誰にでも分かり易く』独自視点で執筆、編集を行うサーフィンライター。