世界一のエアリスト『フィリペ・トレド』がレールサーフィン対決で優勝!WCT2017第6戦Jベイ
ライター: SurfingKids
WSL / PIERRE TOSTEE
怪我で棄権したケリー・スレーター、優勝のフィリペ・トレドとフィリペベビー。
今回のJベイオープンはエクセレントコンディションとなり、またケリー・スレーターの負傷や、サメの出没、ボートサーフィンなどなど..良い事も悪い事も含め話題満載のイベントとなった。
●Jベイ連記記事(時系列順関):
–『Jベイオープン欠場』ケリー・スレーターが足を負傷し手術へ
–またJベイでサメ!アクシデント続出のWCT2017第6戦Jベイオープン
–サメやパーフェクト10P続出!様々な事が起こるWCT2017第6戦Jベイオープン5日目
地元のジョディ・スミスのパーフェクト20、フィリペ・トレドの連続ビッグエアーパーフェクト10などなどエクセレントスコアが続出。小波最強、世界一のエアリストと称されるフィリペ・トレドが今回のビッグウェイブを波質により戦略を使い分け、Jベイ初優勝を飾った。
ファイナルデイはフィリペがエアーを封印し、カーヴィング、フローター、チューブと多彩なコンビネーションで得点を重ねた。スモールウェイブはもちろん、ビッグウェイブへの対応も可能になったフィリペ。
レールサーフィン勝負でジョディ・スミス、ジュリアン・ウィルソン、ファイナルでは本格派レールサーフィンで今回一躍話題となったルーキーのフレデリコ・モライスに勝利して優勝。前回のフィジーを出場停止となりつつも、ランキングを一気に7つ上げて7位に躍進した。
●関連記事:『フィリペ・トレドが出場停止処分に』WCT2017第4戦オイ・リオ・プロ
昨年はエアーによって発症した鼠径部の怪我に悩まされ、また前回は出場停止処分などもあったが、それらを乗り越えてレールサーフィンスキルを手に入れた22歳のフィリペ。彼の10Pの上を常に狙うサーフスタイルもまた魅力的。今期のワールドチャンピオン候補に一気に躍り出る結果となった。
あわせて読みたい記事
"Catch The Funwave!" - WAVAL(ウェイバル)
「いいね!」してSNSでサーフィン情報をチェック >>
この記事を書いたライター
SurfingKids
AD Agentを経て独立。紆余曲折ありつつも、現在は会社経営をしながら投資家として活動。コンテストサーフィン観戦が趣味の1つです。