【初心者編ボディボードの乗り方】基本姿勢、テイクオフと注意事項
ライター: Mg
この夏、人生が変わるかも。初めての波乗り!
夏に向けたボディボード初心者編ですが前回の続きから。
前回は
☑ボディボードはどういうものか
☑道具はどういうものを使えばよいか
ということでした。
今回は
☑基本姿勢
☑テイクオフ
☑海での注意事項
です。
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道具も揃ったことですし早く海に行きたいものです。ですがその前に準備を。基本姿勢の練習です。
■基本姿勢を覚えよう!
・板の上に腰までを乗せるように腹ばいになる
・胸をそらせて腕はノーズを自然な力で軽く掴みます(しがみつかない)。この時肘まで板にピッタリとつけ、ひじが90度に曲がっている状態に。肘の幅は板からはみ出さないように。この状態ですと足はモモから下は自由に動けるようになっています。
海に入る前、部屋でも砂浜でも良いので実際に陸上でやってみてください。
海に行ってみよう
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いざ海に行ってみましょう!
■海に入ろう!
準備体操をしフィンを付けたらいきなり沖まで行かず足の着くところで練習をします。海には後ろ向きで入っていきます。なぜ正面から入らないか。フィンが付いていると歩きにくいのです。海に入ったら方向を戻して足の着くあたりまで歩きましょう。進んでいる時に白い波(スープと呼びます。くずれているところ)がきたら板を持ってジャンプで飛び越えます。
はじめてのときはこの白い波=スープで練習すると良いでしょう。
波がくるのを基本姿勢で待ち、足のキッキングを使って波に乗ります。
■キッキング(ビーティング)。バタ足のようでいて違うこの動作は足ひれ=フィンの性能をつかうためのものです。水の中でひざから下をしならせるように動かします。海面を叩かないように。よく前に進む時はバチャバチャなっていないはずなので試してください。
■テイクオフ!波に乗ってみよう
波のくるところで基本姿勢でスープを待ちます。波がきたら足をキッキングで動かしてみましょう。乗れましたか?水の上を疾走できたでしょうか?波の力にスーッと押される感じが掴めたら「海、楽しい!」という気持ちになれるはずです。波に乗った時をテイクオフと言いますがサーフィンでは板に立った時、ボディボードでは板が滑りはじめた時のことになります。
ボディボードもサーフィンもスープではなく、波の斜面を滑るスポーツ。波に押される感覚が分かったら次は波が崩れる前、波の斜面に乗ってみましょう。
うねり(波がくずれる前の水面で盛り上がっている部分)が向かってきているのを確認し、自分のところに来る前にキッキングを始めましょう。うねりに乗りかかったらキッキングを続けたまま肘を少し伸ばしてやや重心を前にかけノーズ(板の先。後ろはテール)を少しだけ下方向に向けます。波が押してきたら肘を90度に戻して体勢を戻し目線は進行方向をみて、そのまま岸まで乗っていきましょう。
慣れてきたら波がどちらに崩れるかを観察してみましょう。崩れていく方向に向けて斜面を横に滑れるようになってきたらもっと嬉しい気持ちになれると思います。楽しい夏がここから始まるはず。
楽しい反面、夏場は事故も多いものです。安全と体調管理に気を付けて過ごしてください。
必ず知っておかなければならない海の流れと、海のルールはこちらから。
海は自分だけのものではありません。周りにも気を配らなければお互いに楽しい時間を過ごすことができません。ルールはしっかりと覚えましょう。海ならではの危険もあります。特に流れのことを知っていないと行く気がないのに知らずに沖まで出てしまっていたなどということにも。これらは自分の安全にかかわるだけでなくほかの方に迷惑をかける可能性があります。海を知って取り組むことでより良い時間が過ごせますよ。サーフショップでスクールをお願いすると海やルールのこと、乗り方を教えてもらえ、より上達に近づけます。
・【譲り合い精神を】『サーフィンルール』ドロップイン・スネークイン
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こんなに気持ち良さそうなこなれた技も基本の積み重ねからです!
DVD
うまく乗れる感覚が掴めて開放感を味わえたらどんどん海の虜になっていくことでしょう。イメージトレーニング用のDVDをご紹介します。イメージを湧かせるボディボードのドキュメンタリー映画とハウツーです。
Have a nice summer!
"Catch The Funwave!" - WAVAL(ウェイバル)
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この記事を書いたライター
Mg
海の街に暮らしています。 海をベースに、人と自然の交わるところで日常がより良くなるような情報を発信していきます。