「世界チャンピオンになる夢。自分で決めた事だから頑張れる」バリ在住の兄弟サーファー 和井田 理央・龍貴

ライター: WAVAL

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 和井田理央 & 龍貴左: 和井田 龍貴 / 右: 和井田 理央 @チャングー

ここ数年もの凄い勢いで経済発展し、ショップも増え道路も舗装されインフラが整い始めているサーフィン天国インドネシア バリ島。波は1年中どこかしらでブレイクしており、ビーチからリーフブレイクまで取り揃え、場所を選べば初心者から中級者まで楽しめる。サーフィンワールドツアーWQSやWCTの会場となる機会も急増した。今回はそのバリ島在住で世界チャンピオンを目指し、ここ数年活躍が目まぐるしい2人の兄弟サーファー 兄 和井田 理央と弟 龍貴の独占インタビュー記事となります。

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「波の良し悪しでなく、試合の為の練習が出来る場所でサーフする」

W: WAVAL

W: サーフィンを始めた年齢やきっかけは?

理央: 母は埼玉県出身で、父がインドネシア ジャワ出身で、僕らは日本で生まれました。国籍はインドネシアでハーフです。両親が元々ボディボードをやっていた影響もあり、バリ島に移住してからサーフィンを始めたんです。僕は5才から、弟は4才からサーフィンを始めました。

W: 現在の生活スタイル・サーフスポット・夢について

理央: 僕は今18才で、今年高校を卒業しました。今は毎日サーフィンやっていて、世界大会WQS を中心に世界を転戦しています。弟の龍貴は今年16才になる高校1年生なので学校が終わってから毎日サーフィンしています。

世界最高峰のグーフィーポイント バリ島ウルワツ
バリ ウルワツ

今、ジンバランに住んでいるのですが、サイズがあって波がホレるウルワツにサーフィンをしに行きます。常に試合をイメージできるところでサーフィンしてるんです。兄弟2人で世界最高峰のサーフィンツアー WCTに入りたいです。

「ワールドチャンピオンになる夢。自分で決めた事だから頑張れる」

W: 毎日サーフィンしていて嫌になったりしませんか?

理央: 毎日サーフィンしてますが僕らサーフィン大好きなんです。いつもお母さんがサーフィン動画撮ってくれてアドバイスくれるのですが、うまくいかない時はイライラしてしまいますね。でもサーフィンは難しいから、逆にそれが出来た時がまたとても楽しいんです。夢はワールドチャンピオンになるって、自分で決めたことだから頑張れます。CT入って早くお母さんに恩返ししたいです。

龍貴: よく怪我するんだけどそいうとき嫌になりますね。

・パワフルでビッグな波でもっと練習したいという2人

和井田 理央@バリ
和井田 理央

和井田 龍貴@バリ
和井田 理央

2人のサーフィン映像は→バリ島在住18才と15才の兄弟サーファー『和井田 理央・龍貴』2本立て空撮サーフィン映像

W: 2人とも今まで大きな怪我とかは?

理央&龍貴: 顔をリーフで切ったり軽い怪我はありますが、今まで2人とも大きな怪我はしたこと無いんです。怪我してもいいくらいの勢いでデカい波やリーフにもチャージしてます。バリはあまり波が強く無いから、怪我しなんじゃないかな。笑

W: いや、特にウルワツとかリーフで波のパワーも凄いと思います。笑

W: サーフィンにおいて強化したいと思うところは?

理央: 世界のCTサーファーと比べると、自分にはスピードやパワーが足りないと思います。体ももっと大きくしたい。CTサーファーはエアーも皆凄い。自分は今スピードを1番強化したいところですね。

今はお母さんがコーチで、オーストラリアへ行った時にたまに専門コーチに見てもらっている。フィジカルトレーニングはあまりやってなくてプールと縄跳びくらいだから、今後トレーニングも強化していく予定です。

W: 好きなサーファーは?

理央: 好きなサーファーはコロコロ変わるんです。前はケリー・スレーターが好きで、最近はジュリアン・ウィルソンとかミック・ファニング。今年はガルリエル・メディーナとイタロ・フェレイラがとても好き。大会の戦い方と練習を観てて凄いと思って。ああいう人になりたいと思ってます!

龍貴: 先日、クラマスのCT選手達を観てて好きになったのは、優勝したイタロ・フェレイラ。その前はジョンジョンとか好きだった。イタロはパワー、スピード、エアー全てが凄い。

W: 日本企業のスポンサーについて

理央: 幸いにもインターナショナルに様々なスポンサー様について頂いてます。日本企業ですとバリ王の他、ホワイトバッファローさんには去年からスポンサーしてもらっています。やはり日本で試合あるときなどはとても心強いですね。皆さん面白くて優しくて、大変感謝しています。

スポンサーステッカーが貼られる2人のサーフボード 和井田理央 & 龍貴

W: 世界を転戦してて苦労したことは?

理央: だいたい兄弟2人か1人でまわることが多いです。辛いこともあるけど楽しいこともたくさんあります。費用もかかるかかるからシェアルームしてます。最近は世界に友達も増えてきたから楽になったけど、最初の頃はとてもきつかったです。

去年はQS1,000や1,500が多くてオージーの友達の家とかに泊まっていましたが、今年からグレードの高いQS6,000に出るようになったので先輩であるオニー・アンワーと一緒に泊まってます。

W: バリニーズはみんなとても上手だけど今後世界で活躍すると思いますか?

理央: バリニーズには大会の経験がもっと必要で、またいつも良い波でサーフィンしてて悪い波に慣れてないから現状はなかなか勝てていないと思います。今年からインドネシアでのCTやQSが増えるし、インドネシア人の参加も増えるから楽しみです。

W: 最後に一言

理央: 今年は日本にたくさん行くので宜しくお願い致します。バリ来たら僕に話しかけてくださいね!笑

龍貴: もっとサーフィン上達して世界に行けるようになって、友達をたくさん作りたいのでその時は宜しくお願い致します。笑

●和井田 理央 の主な戦歴等は以下よりどうぞ
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●2人のサーフィン映像はこちら
バリ島在住18才と15才の兄弟サーファー『和井田 理央・龍貴』2本立て空撮サーフィン映像




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