ニュージーランド発の『フロントデッキパッド』開発秘話

ニュージーランド マウント・マウンガヌイ発『Velvet Grip Co』サーフィン フロントデッキパッド開発秘話

ニュージーランド北島のマウント・マウンガヌイという小さなサーフタウンから双子のTim(ティム：右)とMitch Broadhurst(ミッチ：左)、そして数名の若いローカル達によって生まれたサーフボードグリップカンパニー『Velvet Grip Co(ベルベット グリップ)』。ベルベットとは英語で滑らかで柔らかく心地の良い感じを表します。

そんな彼らがこのサーフブランドを立ち上げた理由はドカン！っと一発儲けるため…ではなく、まずフロントデッキパッドがカッコいいと思ったのと、ニュージーランドでサーフギアを購入しようとすると値段が高く付く。オーストラリアやカリフォルニアなどからオンラインなどで取り寄せると送料などシッピングコストが高く付いてしまうという理由から。

ニュージーランドでテールのデッキパッドはサーフショップなどで買えるがフロントグリップはなかなか見つからなく高くつく。そしたら自分たちで作ってしまおうと…ショートボーダーやハイパフォーマンスロングボードなどを乗られるサーファーはテールデッキパッドのみを使用している。

ワックスはテールとフロントの間に必要な分だけ塗っている。そしてフロントデッキパッドを使うメリットとして、足にサーフボードが吸い付くような感覚があり、フロントサイドの蹴り込みやエアリアル、バレルサーフィンがし易くなるということですよ！

友達同士で助け合い、やりたい事や好きなことにアイディアを出し合う

カッコいいグラフィックをデッキパッドにプリントして生産するのはとても難しいし、尚且つ彼らはまだ大学生でそんなお金もない…しかし彼らはサーフィンマーケットで『サーフィンを少しカッコ良くする』という点を日々模索している。

グラフィックデザインを勉強する傍らこういった事をすぐ行動に移せる若い彼らを私はとても尊敬している。本当に好きなことをして生活していくのは難しいし、お金や時間もかかる。しかしとてもやり甲斐があり楽しく友達同士で1つの事に向かって何かを創ろうとしている彼らが私からみたらとても輝いていて、なんとも羨ましく思う30歳今日この頃…笑。

・この兄弟はとても毛深く、絆も深い…兄弟の足に刻まれるブランドタトゥー。

・真ん中の女性はBecca(ベッカ)はティムの彼女でモデルをこなすとても可愛らしく優しい子。インスタグラム@beccahaeger 可愛いのでフォローしてみては？笑

・彼らが手掛けるフロントデッキパッド(フロントグリップ)。シンプルでカッコよく、クオリティー重視の作品。

・テールのデッキパッド(テールグリップ)Photos by Guy Alexander(ガイ・アレクサンダー)。彼は主にサーフィンの写真を撮るフォトグラファーで、水中撮影も若いながらお手の物。みんな友達同士で助け合いやりたい事や好きなことをいつも一緒にアイディアを出し合っている。インスタグラム@guythompson

他にも少量ですがカラーがあるのでこちらの彼らのサイトからご覧ください。最近始めた彼らのインスタグラム @velvet.gripcoもフォローよろしくお願い致します。そして彼らが手掛けたサーフムービーもご覧ください！

・チームライダーのJosh(ジョッシュ)とアニメ好きHaia ハイア

そしてYon YonことJonas Tawharu(ヨナス・タワル)は2016年9月16-25日にポルトガルで行われたVISSLA ISA World Junior Surfing Championshipにアンダー18歳ニュージーランド代表で参加。そして彼の妹Elin Tawharuはアンダー16歳世界選手権という大舞台でファイナル進出し3位という素晴らしい結果に。どうぞご覧ください！

こちらのブランドに興味を持たれた方、私の方(Email：shinji1173oz.nz@gmail.com)まで連絡よろしくお願い致します！またインスタグラム@shinji_dog フォローよろしくお願い致します。

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