和井田理央とフィリッパ・アンダーソンが優勝！伊東李安琉が5位でアジアQSランク1位に。QS5,000『Nias Pro』

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インドネシアのニアス、ラグンドリベイで開催されたQS5,000『Nias Pro』最終日は、3～4フィートのバレルありのパーフェクトウェイブで開催され、和井田理央（INA）とフィリッパ・アンダーソン（AUS）が優勝した。午前中のクオーターファイナルではアンダーソンが10ptをスコアするなど、大きくクリーンなバレルコンディションで競い合った。また日本の伊東李安琉、池田美来、都築虹帆が5位でフィニッシュした。

伊東李安琉が本イベント5位となり、QSアジア・リージョナル1位にランクアップ

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日本人男子で唯一QFベストまで勝ち上がった伊東李安琉は、本大会優勝を飾ったインドネシアの和井田理央と対戦。伊藤は和井田に9.07のハイスコアを出され先制されるが、後半にディープチューブを抜けエクセレントスコアでバックアップを上げ同点に追いつく（ヒートハイエストを持つ和井田がリード）。しかし残り1分でプライオリティとヒートハイエストを持ち優位に進める和井田がダメ押し8.90をスコアし勝利。伊藤は本大会 日本人男子最高位の5位でフィニッシュし、QSアジアリージョナル トップに立った。

QS今シーズン初出場の和井田理央が圧巻の優勝「勝つことでなく、自分の能力を最大限に発揮することが目的」

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CTサーファーとして唯一イベントに臨んだ23歳の和井田理央はファイナルデイまでピークを上げ続け、イベントを通し徐々にヒート・トータルを伸ばし続けた。セミファイナルのオスカー・ベリー（AUS）との対戦では、パーフェクトに近いトータル19.00を記録。イベントを通してワイダは、勝つことが目的ではなく、自分の能力を最大限に発揮することが目的であることを明言していた。そして、彼を応援するために集まった地元の大観衆の歓声の中で最高の演技を披露した。

ファイナルでは、序盤から7.00を叩き出した後すぐに8.77をマークしたワイダは、スピード、パワー、フローを存分に発揮し、ジャッジ基準にマッチした電光石火のレールワークを披露。更に9.60をマークして優勝を決定付けた。

和井田理央「ファイナルデーで素晴らしいな波、みんなが夢見るような波で試合ができて本当に嬉しい。多くの観客達を見てベストを尽くさなければと思って、ファイナルでは緊張したよ。もっと勉強して、もっと良くならないといけないけど、自分の演技には満足しているよ。」

「こんなにたくさんの人が集まって、沢山のサポーターがいることに本当に感謝している。母国インドネシアを代表し、地元の人たちが『リオ、僕たちのためにやってくれ！』と言ってくれたんだ。オーストラリア人がこの大会で優勝しているから、インドネシア人にこの大会で優勝して欲しいと言っていた。自分のサーフィンを誇りに思うし、みんなに本当に感謝している。」

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フィリッパ・アンダーソンが2019年ぶりのQS優勝

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クオーターファイナルで10ポイント・バレルを決め、エリー・ハリソン（AUS）を破ったアンダーソン。そしてファイナルでは親友であり、旅のルームメイトでもあるペイジ・ハレブ（ニュージーランド）と対戦。10年以上も一緒に戦っているにもかかわらず、今日まで一度も一緒にイベントファイナルを戦ったことがなかった。ハレブは2日連続で女子最高得点を記録し、昨年のイベントの優勝者で連覇の可能性が高いと思われたハレブだが、南アフリカ出身のアンダーソンが2019年以来のQS優勝を飾り、オーストラリア/オセアニアQSランキングで首位に立った。

QSアジア・リージョナル・ランキング

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