サーフィンを文化として..カルチャー視点で眺めるカリフォルニア Blue.6月号 新刊特集内容
ライター: WAVAL
■ 2022 年5月10日発売 Blue. 94号 新刊案内 ■
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Blue.94 CALIFORNIA CRUISING サーフィンを、文化として
そういえば、カリフォルニアでスケートボードに乗れないというサーファーに、あまり出会ったことがない。 やがてどちらかに傾倒することになるとしても、子どもや若者にとっては、あえて線引きする必要のない楽しい遊びだ。
ルーツだって交 わっている。サーフィンやスケートと同様 、クラシックカーやモーターサイクルも、この地で育まれてきた文化 。それぞれが交わりながら歴史ごと愛され、認められ、街並 みや人々の感 覚に、ごく自然に溶けこんでいる。
近年は若いサーファーたちが今まで以上にシェイプにトライしていて、レジェンドと呼ばれるシェイパーたちも惜しみなくその経験を伝えている。自分のボードは自分で削る、それが当たり前だった時代をよく知っているのだ。受け継がれるのは技術だけじゃなく、歴史やリスペクトもいっしょ。だからボードデザインには歴史観が自然に宿り、サーファーたちのスタイルに大きな影響を与えてきた。
せっかくだから、ちょっとカリフォルニアを流してみよう。サーフィンがカルチャーとして、どんなふうに溶けこんでいるのか。日常ですれちがう小さなひとつひとつが積み重なり、やがて文化となり、誇りになる。 ま、当の本 人たちはいたってカジュアルで、自由 気ままなんだけど。とりあえずボード積んで、窓全 開にし て、繰り出そうぜ。
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この記事を書いたライター
WAVAL
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