サーファー達が初めて世界トップアスリート達と肩を並べて歩く!WSLのThe Shida Daily(志田デイリー)
ライター: Miki
『The Shida Daily (志田デイリー)』と題されたサーフィンオリンピック競技に関するデイリーニュースがWSLより配信された。内容を翻訳してお届け致します。
【Index】
1.サーファー達が初めて世界のトップアスリート達と肩を並べて歩く
2.志田下(釣ヶ崎海岸)の予報は上向き
3.アスリート達が現地に到着
4.チームUSAの大きな味方ジョンジョン・フローレンス
5.選手達のボード選び
1.サーファー達が初めて世界のトップアスリート達と肩を並べて歩く
あと数日で、2020年のオリンピック東京大会の開会式で、サーファーたちが初めて世界のトップアスリートたちと肩を並べて歩くことになる。ここに至るまでの道のりは長く、紆余曲折があったが、1912年の大会でデューク・カハナモク(ハワイの象徴であり、現代サーフィンの祖)が水泳の100メートル自由形で金メダルを獲得して以来、1世紀以上の時を経て、サーフィンがやってきた。
世界中から集まった男女20人ずつの40人のサーファーが、それぞれの国を代表してオリンピックの金メダルを目指す。彼らがどのようにしてここにたどり着いたのか、そしてスポーツの最高の舞台に立つことがどのような意味を持つのか、一人一人にストーリーがある(関連記事:「五輪の金メダルにこだわる理由」サーフィン日本代表 五十嵐カノア 会見コメント)。
今後数週間にわたり、「The Shida Daily」としてオリンピックサーフィン競技の進捗状況がWSLから配信される。サーフィン界の注目が日本に集まっている今、ニュース速報からソーシャルメディアでの情報発信、最新の大会レポートまで、歴史的な出来事を1分たりともお見逃しなく。
2.志田下(釣ヶ崎海岸)の予報は上向き
志田下海岸での大会に向けて、ほとんどのサーファーは「波は小さいだろう」と考えていた。しかし、そうとは限らないかもしれない。Surflineは台風ウネリが発生する可能性を示している。太平洋上で複数の熱帯低気圧が発生すると予測しており、イベント待機期間中のどこかの時点で質の高いコンディションになる可能性がある。何が起こるかわからないが、スポーツの大舞台でサーフィンがデビューすることになるが、しっかりとしたハイクオリティな波となる可能性が高くなってきた。
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3.アスリート達が現地に到着
開会式を1週間後に控え、WSL選手が東京に到着し始めた。チームUSAは現地に到着し、海やウェイブプールでウォーミングアップを行っている。コロヘ・アンディーノの健康状態が心配されていたが、彼は小さい波のコンディションで、非常にシャープな動きを見せている。一方、カリッサ・ムーアは海でのセッションでいつも以上に良いサーフィンを魅せている。
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フランスのジョアン・デフェイ、ポーリン・アド、ジェレミー・フローレスも日本に到着した。また、今大会のスター候補である日本の五十嵐カノア選手も来日しており、今後の活躍が期待されている。
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4.チームUSAの大きな味方ジョンジョン・フローレンス
9週間前に負傷した膝の手術を受けたジョン・ジョン・フローレンス。驚異的な回復を遂げた2度の世界チャンピオンは、志田で金メダルを目指すという決意を固めている。フローレンスの弟は「ここ数カ月、あんなにハードなトレーニングをしているジョンを見たことがない!ものすごい回復力で、オリンピックに向けて準備万端!」と投稿している。
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5.選手達のボード選び
舞台裏では、サーフボードシェイパーたちが、サーファーに優れたボードを提供するため、志田下の予報をチェックしたり、選手とこまめに連絡を取るなど忙しくしている。マット・バイオロスは、コロへ・アンディーノ、カリッサ・ムーア、キャロライン・マークスと一緒に小波用のクイーバーを懸命に作っていた。
サンクレメンテのシェイパーであるティミー・パターソンも、イタロ・フェレイラをはじめとする数多くの選手のためにボードを調整している。ほとんどのサーファーは、軽いエポキシ製のスモールウェイブモデルと、日頃使っている信頼のおけるボードを組み合わせて持ってくると予想される。
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しかし予想以上に大きな波になる可能性があることを考えると、直前になってシェイパーに長めのボードを東京に送るよう頼むサーファーもいるかもしれない。
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出典元:WSLニュース
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この記事を書いたライター
Miki
元外資系客室乗務員、中東に住みながら世界50カ国以上飛び回る生活を送る中、バリでサーフィンに出会い人生激変。海の近くに住み毎日サーフィンが出来る環境を求めて現在はオーストラリアに住んでいます。
・Instagram→ @eatmore.gelato