サーフィンがカリフォルニア州を象徴する公式スポーツに!
ライター: SurfingKids
北カリフォルニア マーベリックス APNEWS
サーフィンはカリフォルニアを代表するにふさわしいスポーツ
アメリカ カリフォルニア州のジェリー・ブラウン知事が、サーフィンをカリフォルニアを象徴する公式の国営スポーツにするというサーフィン法案に署名した。「サーフィンはポリネシアで誕生し、ハワイを経由してカリフォルニアに伝えられたという事実がありつつも、カリフォルニアの人々はサーフィンを受け入れ、現代スポーツとして認められることに大きな貢献をした。」と発表。
この法案は今年1月からサーフィンをカリフォルニア州の公式スポーツにしようと立案に動いたアルベルト・ムラツチ州議会議員が、サーフィンには自然との調和、波に乗る素晴らしさがあり、身体、精神、人格形成に良い影響をもたらす。カリフォルニアを代表するにふさわしいスポーツであるということなどから話を進めて来ていた。
サンディエゴのオーシャンビーチ
カリフォルニアのサーフポイントやサーフカルチャー
カリフォルニア州の1,100マイル(1,770キロメートル)の海岸線には、世界的に有名なサーフポイントが多く点在し、USオープン、マーベリックス・ビッグウェイブコンテストなども開催。今年初めてWCTで公式開催されるケリー・スレータのウェイブプールもカリフォルニアのレモーに。その他サーフィン文化を伝え広めるインターナショナル サーフィン博物館、カリフォルニア サーフミュージアムなどがある。
スケートボードなど横ノリカルチャーの発祥の地とも言われ、ビーチボーイズの Surfin ‘USA、Surfer Girl、Surfin’ Safari などのヒット曲、カリフォルニアを題材とした名作映画も数多く生み出されている。ワンカリフォルニアデイなどは観てない人は是非観て頂きたい、サーフィンの魅力と歴史を紐解くとてもオススメの作品である。
・『エンドレスサマー』追悼 ブルース・ブラウン NALU 2018年4月号 No.108
・何度も観たくなる傑作サーフィン映画『ワン カリフォルニアデイ』
サーフィンがカリフォルニア経済に重要な役割を果たす
サーフィン商業経済でもカリフォルニアが世界サーフィン業界をけん引してる。カリフォルニア州は世界的なサーフボード製造業の中心の地であり、サーフィン波予測システム開発、また今では当たり前となっているネオプレン素材のウェットスーツをオニール社が開発するなど最先端の技術を世に送り出している。アルベルト・ムラツチ議員は「サーフィンは年間の売上高で60億ドル(約6,600億円)以上を生み出し、州の観光やリクリエーション経済において重要な役割を果たす」と推定しているという。
世界的プロサーファーの輩出や、後世にも語り継がれるストーリーの数々、歴史と背景から鑑みても、サーフィンはカリフォルニアにふさわしい公式スポーツであると思う。
記事参考:https://apnews.com/
"Catch The Funwave!" - WAVAL(ウェイバル)
「いいね!」してSNSでサーフィン情報をチェック >>
この記事を書いたライター
SurfingKids
AD Agentを経て独立。紆余曲折ありつつも、現在は会社経営をしながら投資家として活動。コンテストサーフィン観戦が趣味の1つです。