『エンドレスサマー』追悼 ブルース・ブラウン NALU 2018年4月号 No.108

ライター: WAVAL

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エンドレスサマー終わりなき夏を求め、カリフォルニアの若者が旅にでる物語。1964年制作「エンドレスサマー」。右はブルースブラウンが愛用していたフィムルカメラ…

終わりなき夏を求めてLA空港から立つブルース・ブラウン、マイク・ヒンソン、ロバート・オーガスト。

海外の情報が殆ど無かった時代に、誰も見たことのない完璧な波はサーファー、また一般人までをも惹きつけた。またサーフィン映画にストーリーを付けたのはブルースブラウンが初めてだった。エンドレスサマーを撮影した当時まだ26才であった、以下犬と戯れるブルース・ブラウン。サーフィンを上手く撮るコツは上手いサーファーを連れて行くことだとブルースはいう。

NALU 2018年4月号 No.108

第1特集 追悼:ブルース・ブラウン

2017年12月10日。かつて「エンドレスサマー」でサーフィン映画の金字塔を打ち立てたブルース・ブラウンが、世界中のサーファーに惜しまれながらこの世を去った。彼の残してきた作品が我々に与えた影響は計り知れず、この先も決して色褪せることはないだろう。

「エンドレスサマー」は行き当たりばったりで撮影され、波がなくてサーフィンできないことも多かった。ナイジェリアでは波がどこにあるのかわからなくてタクシーの運転手にサーフィンの写真を見せてこんな波があるところに連れて行ってくれと頼んだという。

終わりなき夏を求め、若い2人が旅にでる。1964年制作。編集に2年費やし世界ヒットした代表作「エンドレスサマー」。詳しくはNALU 2018年4月号 をどうぞ。

今号の第1特集では、残された貴重な写真と共に当時の思い出を振り返りながら、主役の一人であるマイク・ヒンソンがエピソードを語っている。さらに、ブルースが手掛けた作品の数々やそれらがサーフカルチャーに与えた影響、貴重なインタビューの肉声などから、彼の功績を振り返りつつ冥福を祈りたい。「自分はもう十分潤った。働かなくていいのなら、サーフィンしていた方がいい。撮ってばかりで思うように波乗りができていなかったからね。」と自由でサーファーらしい考えをブルースは語っていた。

サーフィンを通して僕らは何を得るのか…。それに気付かせてもらった。忘れてはならないサーファーらしいエピソード満載。また人生が大きく変わるような旅にでたいものだ。

第2特集

第2特集では、スタイリッシュなロングボーディングというものをナルーらしくさまざまな角度から紐解いている。自由な波乗りの表現者やサーフィン黄金期のスタイルマスター達、そして美しいワヒネ達も登場。さらには世界中でスタイルが育まれてきた場所からも、そのカルチャーを検証する。実践編としては、クラシックとプログレッシブという2大スタイルを軸にライディングテクニックのHOW TOを企画。身だしなみや生き方という観点からもカッコいいスタイルを伝える内容となっている。

他にも、人気企画「木村拓哉、海辺の時間」や「男の水平線」をはじめとする多数の連載もお楽しみに。
NALU(ナルー) 2018年4月号 (連載:木村拓哉)

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