2度にわたるシャークアタックでマーガレットリバー プロ2018が中止に
ライター: SurfingKids
WSL / KELLY CESTARI
西オーストラリアで行われているWCT 第3戦 マーガレット・リバー・プロ 2018。試合会場の近くで1日に2回、サーファーがサメに襲われる事件が発生。調査のため試合が中断されていましたが、WSLから正式にキャンセル(中止)のアナウンスがリリースされました。(関連記事:1日に2回のシャークアタックが発生!マーガレットリバー プロも中断)
*WSL CEO リリース要約:
「サメの影響によりサーファーの安全を最優先し、今回は例外的な結論に到ました。これは様々なステークホルダーや専門家と数時間にわたり相談して決定したものです。サーフィンは様々なリスクを伴うスポーツであり、野生動物もコンペティターのパフォーマンス環境に生息するという点でもユニークなスポーツで、そこにはサメも時折存在する。現在の状況はレアケースでありますが、今シーズンのマーガレット・リバー・プロではリスクの許容範囲を超えていると判断しました。
会場近くのGracetownで2つのシャークアタックが発生しましたが、この地域のクジラの存在がサメを更に引きつける可能性があると専門家により判断されました。マーガレットリバーは、素晴らしいパートナーで特別な会場であり、現時点では今後、復帰しないという計画はまだありません。今回はファンと選手を失望させてしまいました。とても残念な結果となりましたが中止と決定します。」
ファンや選手からのSNS上で試合の中止を求める声もありましたが、確認されている付近のクジラの存在が、サメを更に引きつけるという専門家からの意見もあったようですね。選手本人達から危険性や非難の声もあったため中止の予想はできましたが、なかなかレアなケースとなりました。今後についてはまだ未定とのことですが、来年以降も会場がどうなるのかなど含め注目していきたいと思います。
・記事参考元:www.worldsurfleague.com/
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この記事を書いたライター
SurfingKids
AD Agentを経て独立。紆余曲折ありつつも、現在は会社経営をしながら投資家として活動。コンテストサーフィン観戦が趣味の1つです。