サーフィン初心者がなかなか上達できない3つの理由と解決策
ライター: 市東重明
サーフィン初心者や中級者上級者で上達に伸び悩んでいる人に
サーフィンを始めたけどなかなか上手くならなくて悩んでいる方も多いはず。サーフィン初心者がなかなか上達できない方には、その理由と傾向があります。そこで今回はサーフィン初心者にありがちな上達を妨げる3つの理由や解決策、オススメの練習順序を解説します。中級者 上級者で上達に伸び悩んでいる人も是非ご覧下さい。
サーフィン初心者の上達を妨害する3つの要因はコレだ!
1.サーフボードがレベル、体格に合っていない
2.波のことを理解していない
3.練習方法が間違っている
今回はこの3つの理由について、詳しく解説していきます。
1.サーフボードがレベル、体格に合ってない
サーフィン初心者に最適なボードは何か?…それはズバリ、長めのサーフボード!!
これに尽きると思います。浮力、安定感があり、間違いなく基本を習得するのには最適なんです。まずは、8~9フィートくらいのサーフボード(女性だったら8、男性は9フィート)であれば問題ないでしょう。それから、8~9フィートのスポンジボードは安全かつ、落としてもぶつけても壊れにくい。なおかつ乗りやすく基本をマスターするのが早いです。
・カリフォルニアで大人気のオススメスポンジボード↓
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ショートボードへの憧れは、まず捨てる
ショートボードへの憧れは、まず捨ててください。ショートボードは、まず長いボードでしっかり、パドリング、テイクオフ、ターンができてからの選択肢になります。サーフィン初心者の段階でこういうボードを手にすると間違いなく上達を遅らせるばかりか、途中で挫折する可能性もあります。かっこいいですけどね!短いボードは。
・中級者 上級者で上達に伸び悩んでいる人も
ここはグッと我慢して、長いボードで基本を学ぶことが最短上達への道。また中級者でも上達に伸び悩んでいる方や、もしくは基本ができていないなと思う方も、長めのボードを使って練習してみると良いでしょう。
2.波のことを理解していない
サーフィンの滑る場所は海です。水です。そして波です。海は、その日の天気図の気圧配置の変化によってコンディションが違います。波のサイズや波の崩れ方、カレント(潮の流れ)をよく確認することが重要。海を見て、どこで、どのサイズの波がどれくらい周期(時間の感覚)でブレイクしているのかをよく観察してください。
海に到着して、「あー、気持ちいい」とか言ってそのまま入水はダメ!しっかり、波を観察することを習慣づけましょう。
3.練習方法が間違っている
エアリアルやリッピングなどの花形トリックは非常にカッコよく、憧れます。しかし、初心者の段階でこういうトリックに挑むのは無謀。その前に、習得することが沢山あり、これは中級者でも同じことが言えます。自分かな?と思った方、早めに基本の習得に時間を割いてください。上達の近道です。
サーフィン初心者が失敗しない練習順序
1:スープ練習
*スープとは:波が崩れた後の、白い泡の部分
1.パドリング
2.スープでのテイクオフ
3.スープでのターン
2:沖での練習
4.ゲッティングアウト
5.沖での波待ち
6.ウネリからのテイクオフ
7.ターン
…の順番で学んでいってください。サーフィンを上達するスピードが早ければ早いほど楽しさも倍増!無駄な時間を過ごさずに、基本からしっかりマスターすれば早い段階で初級者の壁と突破できます。是非、楽しみながらサーフィンしてください。
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この記事を書いたライター
市東重明
市東重明 (しとう しげあき) 千葉県出身:ビッグカービングとエアートリックを武器にコンペティター時代を経て、現在はオリジナリティあふれるスタイルであらゆるタイプのサーフボードに乗りこなすプロサーファーとしてメディア露出も多い。楽しむためのサーフボードにフォーカスしたブランドである『LazyBoySkill』をはじめ、プライベートサーフレッスン『市東道場』やサーフショップ『LBSgallery』の運営と幅広く展開している。近年は、ペイントアートの創作、ファッションモデル、コラム執筆や講師など多岐にわたり活動の幅を広げる。また、公式ブログ『REBEL』はフォロワーが多く、その影響力は国内サーファーの中でも指折りである。
【Blog】 ak47shige.blog10
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