自然水域に設置可能で自然に優しい、移動設置型ウェイブプールをドイツ企業がリリース!
ライター: SurfingKids
新たな建設予定が世界で次々にリリースされ、ケリー・スレーターのサーフランチがWCTツアーの試合会場に決定したりと、話題豊富なサーフィン ウェイブプール市場。今回はドイツ企業から水辺ならどこでも設置可能な移動設置式の、サーフィン人工波施設『ザ・ユニット・サーフプール(The UNIT Surf Pool)』がリリースされた。
市場で最も効率的かつ環境に優しい人工波ソリューション
この移動設置式ウェイブプールである『ザ・ユニット・サーフプール』は、規定する深さや広さがあればあらゆる水辺に設置が可能となる。そのため水を蓄える巨大ポンプが必要が無く、他の人工波プール製品より少ないエネルギー消費量で、あらゆる波を作ることができる。また2週間程で組立が可能で約3ヶ月で出荷から完成までが出来るという。
「自然水域で動作するので無限の水供給がある。また化学的水処理の必要は無い。ユニット・サーフィンプールは市場で最も効率的かつ環境に優しい人工波ソリューションとなる。」そして最初のユニット・サーフプールは、ドイツのサーフ・ランゲンフェルト(Surf Langenfeld)で2018年3月11日一般公開の予定だと発表している。
市場や海外メディアには現状波の質が他のウェイブールと比べて良質であるかはまだ不明だが、このような環境に優しいエコオプションを備えている点は高く評価されている。ドイツでは2014年頃から自然の川の中で行うリバーサーフィンの開拓やプロモーションに力を入れている。緑の森に囲まれた環境先進国ドイツらしい素晴らしい発想で、今後の発展がとても楽しみなサービス。肝心のサーフィン映像は以下よりどうぞ!映像を見る限りリバーサーフィンの波質といったイメージですね。サーフィンの裾野もまた広がりそうです。
・ドイツ内陸都市ミュンヘンでの『リバーサーフスポット』プロモーション動画
・ロブ・マチャドがリバーサーフで優しくターン@ミュンヘン
記事参考元:https://www.grindtv.com
公式サイト:https://www.surf-pool.com
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この記事を書いたライター
SurfingKids
AD Agentを経て独立。紆余曲折ありつつも、現在は会社経営をしながら投資家として活動。コンテストサーフィン観戦が趣味の1つです。