アメリカ初のウェイブプール『Nランド』がテキサスにオープン!
ライター: Mg
「サーフィンと言ったらテキサス」。そんな日が来る?
10月7日金曜日、アメリカ、テキサス州の都市オースティンにノースアメリカ初のウェイブプールがオープンします。名前はNLand Surf Park(Nランドサーフパーク)。
公式サイトによると1本の波は35秒間乗れます。
この施設に関しては今春オープン、今夏オープンと何度か情報が出ましたが、最高基準の水質、そして最高基準の安全性を確保したのち無事今回オープンするに至った経緯があります。
テキサスというとカウボーイや西部劇、チリペッパーの効いた料理やボリュームたっぷりのステーキ…などが一般的なイメージでしょうか。
コンピュータ、半導体の産業も活発で、近代的な機能と壮大な自然が共存し人口も多いテキサスはこれまでサーフィンのイメージはそうありませんでしたが、今後はこのNランドのオープンに伴って「サーフィンと言ったらテキサス」と思われることもあるかもしれません。
地図でいうと、この場所です。
波質
慣れたサーファー向けにハイパフォーマンスな「リーフ」、ファンサーフに適した「インサイド」、初心者に適した「ベイ」とシチュエーションが分かれあらゆるレベルのサーファーに向けた波があります。
◆施設概要
オースティン・バーグストロム国際空港から10分、オースティンの繁華街から20分のアクセス。
利用料は$60~$90/1時間。指導付きの場合$65~$190/1時間30分です。
ソフトボード利用で貸し出しは$25。
入場のみは$5。入場のみの場合は、足だけだとしても水に入ることはすべて禁止されています。
世界のウェイブプール構想・そして日本
今後世界のウェイブプール構想は2017年のメルボルン、2018年のシドニーと続きます。サーフィンの可能性がどんどん広がっていきます。もともとサーフィンのイメージのあるオーストラリアはもちろん魅力ありますが今回のオースティンのように周囲に海のない都市のサーフシーンももっと発展していくとおもしろいですね。サーフィンには日々の努力が大切とはいえ、環境が整うことがきっかけとなって気付かなかった才能に目覚める人も出てきそうです。
日本でも今夏ウェイブプールがオープンしました。肝心の波ですが今季はヒザサイズで公開されています。
このウェイブプール、アタマサイズの波を作れるポテンシャルは秘めていますが、サイズダウンとなっている理由は開発に大金を投じ運用に資金面の問題が出ていたためです。以前の記事でも書いたのですがこの資金面での問題が、事業の成功はもちろん、例えばスポンサーがついたりクラウドファンディングで不足分が補われるなど上手く解決され、ハイパフォーマンスの真価が発揮されたならサーフシーンが盛り上がるのは必至でしょう。
ウェイブプール目当てでテキサスにも行ってみたいですが日本の持つ可能性にも再び期待したくなります。
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この記事を書いたライター
Mg
海の街に暮らしています。 海をベースに、人と自然の交わるところで日常がより良くなるような情報を発信していきます。