サーファーは大手企業よりも会社経営・個人事業・ベンチャー企業へ
ライター: SurfingKids
サーファーは大手企業よりも、会社経営、個人事業主になるか、ベンチャー企業に向く面もある。メキシコのサーフタウン、サユリタに住み、会社を経営をしながらサーフィンをして、自由な暮らしをしている古くからの友人、ユイマル。私が将来の方向性に困っている時、彼が私にしてくれたアドバイスの内容を紹介しよう。
サユリタとは▶『絵に描いたような美しい海@メキシコ・サユリタ』でのビキニ美女サーフムービー
サーフィンは、見極め、リスクへの覚悟、やり続ける努力。そしてどんな不確かなことを楽しめるベンチャーマインドが必要であると。彼は自分の経験をもとに、会社経営やベンチャー勤めにサーファーが向く面もある、という話をしてくれた。
1.失敗の継続
良い波に乗るにはリスクを冒さないといい波には乗れない。その覚悟があるか無いかでサーフィンの上達の早さも変わって来る。プロサーファーは他の人よりも強烈なパーリング(失敗)した数が多いからプロになれたのだ。パーリングはたくさんするべきだ。ただしある程度、限度を超えた大波に挑戦するレベルに行くならば、それでパーリングしても大丈夫な身体を鍛えておく必要もある。
これはビジネスも同様だ。過去に失敗した数の多く、信念を持ってやり続けている経営者ほど、今は自分のやりたいことができている。
多くの経験をしてマーケット(波)を見極めれるように—
いつ、どこで、良い波が来るか、完全には分からない。しかし波を見極めて、良い波が当たる確率を上げることはできる。波の無い海で波待ちしているサーファーをたまに見かけるが、それはそもそもの目的が違うのかもしれない。マーケットを見定める必要が有る。
どこに張れば良い波に乗れるのか。どのマーケットに張れば事業の波に乗れるのか。考えながら多くの失敗と経験を積むことで見つかる確率が上がる。競合の少ない大きなマーケット、ブルーオーシャンがどこにあるのかが…
2.不確実性を楽めるか
板に立って波に滑り出すドロップする瞬間。これから波に乗れるかもしれないし、パーリングするかもしれない最も不確かな瞬間だ。波の形、大きさや早さは常に流動的で、サーファーはそれに対応する必要がある。
人生には何の保証も無い。もし決められた規則の中で人生を送っていても成功する保証なんて何も無い。逆に自分の会社が成功するかどうかなんてのも分からないのだ。ただ人生の不確性を受け止め、多くの波に乗ろうとすればするほど、より多くの波に乗れるようになる。
人間は不確かさによる恩恵を受け入れてきた。綿密な計画を立て、ルーティン化、フォーマット化することで、クリエイティビティー(創造性、独創性)や可能性が無くなり、つまらないものになっていく。
恐怖心はあっても、不確かさを受け入れ、それを楽しむことができれば、想像や期待を超えた、良い波に乗ることができるだろう。
そして事業を行う上での最も重要なことは『自分にとっての成功を先に決めておく』ということだった。自分にとっての成功とは何なのか?お金の量と幸福度合いは必ずしも比例しない。それを決めずに職を決めたり事業を行うことで売上が増えても不幸せになる人もたくさんいる。
答えは人に聞いても正解は出てこない。正解は自分しか知らないのだ。
何も考えず毎日会社に出社することが当たり前になっていないだろうか?
クリエイティブなスポーツであるサーフィンをする人にそんな人はいないと思う。もしいたとしたら転職でも副業でも行動してみた方が良い。自分に合った会社を第三者視点で提案、給与交渉、面談設定までしてくれる大手転職エージェントの登録『マイナビエージェント』は必須。
働く場所や、副業可能な自由な会社もこの辺のサイトを使えば見つけることができる。やりたいことがあれば土日を使って副業から始めることだってできる。退路を断つことができれば一番良いが…しかし良い時代になったなあ。笑
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この記事を書いたライター
SurfingKids
AD Agentを経て独立。紆余曲折ありつつも、現在は会社経営をしながら投資家として活動。コンテストサーフィン観戦が趣味の1つです。