ウェイブプールでの超ハイレベル『スタンドアップパドル』イベント
ライター: Taka
ショートボードよりも先に行われていたSUPイベント
サーファー以外のアスリートからも人気を集めるSUP(スタンド・アップ・パドル)。どちらかと言えば、波に乗るサーフィンとは異なり、エクササイズの一環として湖や波のない海を散歩するイメージも強いですが、SUPでハードな波を攻めるサーファーも続々と増えてきました。
SUP(スタンドアップパドル)の歴史ついて詳しくは
・カイ・レニーが伝授! 初心者向けSUP(サップ)の基本・乗り方講座
・人気急上昇!スタンドアップパドル映画『ファースト・グライド』
そして生まれたのがスタンド・アップ・ワールド・ツアー。2009年に設立された同ワールドツアーは、実は2014年にアラブのウェイブプール「ワディ・アドベンチャー」にてツアーイベントが行われていました。
2015年9月、ウェイブガーデンを利用したイギリスのウェイブプール「サーフ・スノードニア」で、ショートボードとしては初のスタジアム型サーフイベントが開催となりましたが、SUPの方が先に開催されていたというわけです。
アラブでのウェイブプールイベントのフォーマットは、ライト×3、レフト×3、クローズアウト×3にライド。例えば、レギュラーフッターであれば、ライトの波でフロントサイド、レフトの波でバックサイド、クローズアウトの波でエンドセクションへのアクションと、サーファーの実力をあらゆる角度からチェックされます。
つまり、スノードニアでのフォーマットとは少し異なりますね。スノードニアでのイベント「レッドブル・アンリーシュド」では、サーファーが一本乗る度に、スコアで勝った方が1ポイントを獲得し、先に3ポイント獲得したサーファーの勝ちでしたので。
超ハイレベルなSUPイベント
SUPのレベルの高さには驚かされまます。とてつもなく浮力のあるボードをあそこまで動かせるのはすごいですね。カーヴィングターンは当たり前で、軽いエアリアルもキメてますよ。
ちなみに、現在(2015年10月時点)は残念ながら、ワディ・アドベンチャーのウェイブプールは稼働していません。さらにクオリティの高い人工波を求め、休止中とのことです。さらに言えば、スノードニアも機械の故障により、閉鎖となっています・・・。
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この記事を書いたライター
Taka
サーフィン雑誌の海外記事翻訳に10年ほど携わっている経験を生かし、海外におけるサーフィン関連記事をメインにお届けします。 私個人でもブログメディアを通し、サーフィンに関わる多様な情報を毎日配信しているので、よろしければ下記リンクからチェックして見て下さい。 ブログメディア「World Surf Movies」
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