ミック・ファニングが五十嵐カノアとの接戦を制しベスト16へ!CT第4戦『Rip Curl Pro Bells Beach』4日目

ライター: WAVAL

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ミック・ファニングが五十嵐カノアを破りベスト16へ!CT第4戦『Rip Curl Pro Bells Beach』4日目
Mick Fanning Photo by Ed Sloane/WSL

本日の注目カード!ミック・ファニング vs 五十嵐カノア

CT第4戦『リップカールプロ・ベルズビーチ』大会4日目。波は3~5fフォートで面が整ったグッドコンディション。この日1番の注目カード。ワイルドカードで出場している3×世界チャンピオンで、ベルズ4回優勝経験を誇るミック・ファニング(AUS)と、現在世界ランク1位の五十嵐カノアが対戦!

ミック・ファニングが五十嵐カノアを破りベスト16へ!CT第4戦『Rip Curl Pro Bells Beach』4日目
五十嵐カノア Photo by Ed Sloane/WSL

試合は最後までわからない凄まじい展開。五十嵐カノアが先手を取るも、その後ミック・ファニングは早い段階でエンジンがかかりリードする。徐々に試合感を取り戻し、尻上がりに調子を上げてきているミック・ファニングは、ヒート後半にセットの波を掴み、現役時代を彷彿させるキレのあるサーフィンで8.77ptをスコア。五十嵐カノアは終了間際、全力で最後の波に乗りガッツポーズ。8.00ptとエクセレントを出すも、ミックの8.77ptが効いて残念ながらここで敗退。カノアは17位でフィニッシュ。

気迫のカノアと、リラックスしたミックという感じの試合だった。

ミック・ファニング:「ワイルドカードで出場する以上、しっかりとパフォーマンスは発揮したいね。世界No.1と対戦するのだから、失うものは何もないし、ただ楽しむ為にここに来た。ただ波乗りができたことに満足しているよ。終盤はタイトな展開で、2本連続で波に乗ることができた。僕はただ楽しんでいるだけだし、ベルズのパンピングコンディションで貸し切ってサーフィンできるなんて、最高のギフトだよ」

ジョン・ジョン・フローレンスがジョアン・チアンカとの激戦を制す

今シーズンの最もクレイジーなヒートの1つで、ベルズ優勝者のジョン・ジョン・フローレンス(HAW)は、ブラジルのルーキー、ジョアン・チアンカと対戦。激しい戦いとなったこのヒート。ジョンジョン・フローレンスのトレードマーク、フロントサイドの深いレールサーフィンを披露し、9.93ptを含むヒートトータル18.86ptというハイパフォーマンススコアをマーク。ジョアン・チアンカも気迫あふれるパワーサーフィンで反撃し、本イベントで2番目に高いヒートトータル17.73ptを記録したが、この激戦をジョンジョンが制した。今年の開幕イベントのパイプラインでもこの2人は壮絶な激戦を演じ、ジョンジョンが僅差で制している。

ジョン・ジョン・フローレンス「今日の波は素晴らしいよ。ジョアオとのヒートはハードだったけど、彼とのヒートはいつもとても楽しいよ。ルーキーとの対戦は、相手が何をしでかすかわからないから、いつも大変なんだ。今年のパイプでも彼とクレイジーなヒートを繰り広げたけど、波がどうであれ、彼はとても上手い。またここで勝ちたいね。」

Day 4 Highlights | 2022 Rip Curl Pro Bells Beach | Rip Curl

11×世界チャンピオンのケリー・スレーターが、ルーキーのイマイカラニ・デボルト(HAW)に僅差で敗退。その他の主な結果は以下公式HPよりどうぞ!

Rip Curl Pro Bells Beach. M
Rip Curl Pro Bells Beach. W

 



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