サーフィン世界選手権代表『川合美乃里』選手が語るライバル国は?日本代表は勝てるのか?

ライター: nico

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川合美乃里

「2018 アーバンリサーチ ISA ワールドサーフィンゲームス」大会概要&日本代表記者会見

nicoです。 皆さん、いい波乗っていますか? 8月に入り暑さも続いていますが関東周辺では台風うねりが途切れる事なく どこでもサーフィンができますね。僕も、千葉県一ノ宮を中心にいい波に乗っています!

そんな中、8月10日(金)、大井町に新しく出来たスポーツ複合施設 スポル品川大井町 citywave東京スポル公式HP)で行われた、「2018 アーバンリサーチ ISA ワールドサーフィンゲームス」の大会概要及び日本代表の記者会見に行ってきました!!

28年ぶりに日本で開催される「ワールドサーフィンゲームス」とは?

川合美乃里

*日本サーフィン連盟の酒井厚志さんは「世界各国が国旗を掲げて競い合う世界最大級のサーフィンコンテスト。日本人選手の活躍も期待できる!」と力強く話されていました。

さて、僕は、現在、AbemaTVで放送している、JPSA(日本プロサーフィン連盟)による、国内唯一のプロサーフィンツアーの番組MCで 実況を させてもらっていますが、JPSAは、日本国内の試合です。他にも、WSL(ワールドサーフリーグ)が主催する、世界中のプロサーファーによるトップリーグの大会(CTツアー)がありますが、これらはいずれも、選手“個人”による大会となっています。

そんな中、このワールドサーフィンゲームスは、サッカーで言えば、まさにW杯。およそ50カ国が、それぞれ代表を選出し、国をあげて競い合う、サーフィンの世界選手権です。日本では、この世界選手権に出場できるような選手を招集して「波乗りジャパン」と命名。合宿などを通じて、大会に出場する選手のレベルアップを行っています。この大会は、1964年の第1回大会を皮切りに、1年、もしくは、2年毎に世界の各都市で行われていますが、今回、28年ぶりに日本で開催される事になりました!!

出場する代表選手に聴いた「コンテストの魅力とは?」

川合美乃里

「2018 アーバンリサーチ ISA ワールドサーフィンゲームス」は、愛知県田原市赤羽町大石海岸(通称:ロングビーチ)を会場に、9月15日(土)〜22日(土)までの8日間、開催となります。そして、今回、この大会に出場する日本人選手は、男女3名ずつの計6名。

男子は、先日のUSオープンで優勝した「五十嵐カノア」を筆頭に「大原洋人」「村上瞬」。
女子は「大村奈央」「川合美乃里」「黒川日菜子」の計6名。

日本最強メンバーが集まった!と、関係者の皆さんは仰ってましたが、、、、僕も今、上り調子でコンディションの良い選手達だなと思います。まさに現時点のベストメンバーでしょう。

特に僕が注目しているのは、村上瞬選手。どんなコンディションでも周りに左右されない芯のある選手。ヒートの間にインタビューをしても試合に集中している姿が印象的です。そして、波のポジション選びも広い視野でコンテストエリアを見る事が出来る選手。目的が明確で自分のサーフィンが出来れば勝てる!と、自信を持っています。小波から大きな波もうまく、JPSAの試合に出場すれば、器用なサーフィンで必ずFINAL DAYに顔を出してきます。どんな波のコンデイションにも対応できて、スピード感あるサーフィンが魅力です。今回の大会でも大暴れして欲しいです!!

そして、記者会見では、大原選手、村上選手、川合選手の3人が抱負を語った後、質疑応答もあったので、こんな質問をしてみました

nico: 「サーフィンのコンテストを見たことない人に向けて、コンテストの魅力ってどんなところですか?」

大原: 「コンテストになると制限時間があって、できるだけ良いライディングをして競い合うという中で喜ぶ人、悔しい人、色んな人の感情が出てくるので、そういう表情や表現を見て欲しい」

村上: 「試合の魅力は、あまり感じ無い(笑)勝負強さとか各選手の持ち味を見られるので考えながら見て欲しい」

川合: 「サーフィンってスポーツとして見てもらう事がこういう機会でないと無い。遊びのスポーツとして見られるので、今回の大会を見て、本当のスポーツと感じてもらえれば」

川合美乃里

三者三様、個性的な回答だったので面白かったですね〜。そして、波乗りジャパンのマスコットキャラクターでもあるNAMINORIピカチューも来ていましたよ。ウェットスーツ姿が可愛かったです!

『川合美乃里』選手が語ったライバル国とは?

会見終了後に、川合選手にお話を伺う機会があったので、色々と突っ込んで聴いてみました。特に、印象的だったのは、ライバルについて!

nico: 「まだ、正式に出場国が発表されていないですが、出て来たら一番手強いな〜と、思う国は?」
川合: 「QSや色々な大会で世界の選手と戦っていますが、やはりアメリカ、ブラジルの選手は強いなと感じてますが、一番は、やはりハワイです」
nico: 「知っている選手も多い?」
川合: 「ハワイで波乗りしている時や大会で知り合った選手も多く、現地に行ったりした時には、私たちにもすごく良くしてくれて、すごいフレンドリーです 笑 個人的にも応援したい人はいたりしますが、出場してきたら一番の強豪ですね」
nico: 「ぶっちゃけ勝てますか?」
川合 : 「皆さん仰ってましたが、本当にベストメンバーが揃ったと思います!表彰台目指して頑張りますので、応援お願いします」

川合美乃里

大原洋人選手にも伺ったところ「大会期間が長いのでトップ選手も疲れたり、油断が出るはず。ホームでもあり、波も良く知っているので、チャンスはあります!」と力強く語ってくれました。日本で行われるサーフィンの一大大会。約300名程の選手が出場を予定しているということで、間近でトッププロの技を見られるチャンスは中々なく、また、2020年、日本もメダルが取れるのでは?と思わせてくれるような選手達の今の実力を、その目で見て頂きたいです。

サーフィンのデモもありましたよ!

ちなみに、会見の終わりには、遂にオープンした「スポル品川大井町 citywave東京」でのサーフィンのデモンストレーションもありました!僕も、一足先に乗らせてもらいましたが、もっともと練習してもっともっと上手くなりたいわ〜〜(笑)

 

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この記事を書いたライター

nico

サーフィンの技術向上と語学習得のために アメリカ・オーストラリアに滞在。J-WAVEナビゲーターをはじめアワードの司会やTVのナレーションで活躍。現在はABEMAで JPSA TOURや ISAWSG2019 そして2020 TOKYO Olympicでも実況やMCを担当。サーフカルチャーはもちろん 音楽/ファッション/旅行/フードなどの情報を発信しながら日本のサーフィンを盛り上げて行く。NSA B級公認ジャッジ取得。
お問い合わせ ⇨ https://25surfrecords.themedia.jp