週末サーファーが絶対やっておくべき体幹トレーニングとは?
ライター: ario
サーフィン体幹トレーニング『プランク』+α
週末サーファーが毎週楽しみにしている週末サーフィン。必ず土日両方行けるならまだしも、仕事が忙しかったり家庭の都合で予定が合わなくて1ヶ月や2ヶ月ブランクが空いてしまうこともしばしば・・・ あまりにブランクが大きすぎて、せっかく波がいいのに体が動かなくて歯がゆい思いをし たことが・・・という人もいるのでは?そういうサーファーが「サーフィンのめたに最低限このトレーニングだけやっておけばなんとかなる」というトレーニング、それは「体幹トレーニング」です。
サーフィンにおいて最も必要な筋肉は体幹のインナーマッスル。パドル、ドルフィンス ルー、テイクオフ、ライディングなど、サーフィンすべての動きに関わる筋肉です。「え? パドリングに必要なのはパドル筋でしょ」と思うかもしれませんが、それよりも大切なのは、 まず体幹です。
パドリングが進まないひとつの原因は、体幹が弱いせいでパドル時に板が左右 に傾いてしまうこと。特に初心者はサーフィンに必要な体幹が出来上がっていないため、 このような状況に陥りやすいと言えます。テイクオフの時もパドルと同じで、板が左右に 傾いてしまうとスムーズに立ち上がることができません。それから、実はドルフィンスルーにおいても体幹が重要なんです。このあたりはジョンジョ ンフローレンスもドルフィンスルーのトレーニングを披露している動画内で「It’s all in your core!(体幹が重要だよ)」とコメントしています。ライディングに関しても良いターンを生み出すのは「足でも手でもなく、体幹だよ」と、 ハーレーのライダーで元CTサーファーのブレット・シンプソンがコメントしています。詳細は:ブレット・シンプソンが語るサーフィン上達5つのヒント
もう一度言います。全身をまんべんなくトレーニングできるに越したことはありません。 しかし、わずかな時間を使ってまず真っ先に鍛えるべきは体幹なのです。
1.これだけは絶対やっておくべきトレーニング「プランク」
体幹を鍛える方法はいろいろありますが、オススメの体幹トレーニングは、「プランク」 です。プランクの正しいやり方はコチラ。
うつ伏せの状態で両腕の肘、両足つま先を肩幅にひらいて4点で身体を支えます。脚は伸 ばし、腕はL字に曲げて肩の下に肘がくるようにして、首は上げたり下げたりしない。お尻を突き出したり、腰を反らしたりもしてはいけません。横から見た時に肩から かかとまでが地面と平行になるような姿勢で、お腹をへこませ、お尻を締めます。
まずはこの姿勢を30秒キープ(少なくとも最低15秒)することから始めて、慣れてきたらその時間を徐々に延ばしていき ましょう。最終的には5分程度できるようになるといいでしょう。
1+α.サーフィントレーニング「プッシュアップ テイクオフ」
もし余裕があるならプランクに加えてもうひとつ、テイクオフに特化したトレーニングもやっておきましょう。やり方はとてもシンプル。
まず、プッシュアップ(腕立て伏せ)を5回します。5回めを終えたらその場でテイクオフ。 これを1セットとして5セットこれを繰り返しましょう。けっこう疲れますよ。このトレーニングでテイクオフの形を普段から身体に覚えさせておくトレーニングをしておけば、立ち上がった時のスタンスがバラバラになることなくスムーズにライディングに移行できるし、ラウンド後半になってテイクオフ時にボードが押せなくなることも減るでしょう。
1と2、合わせて10分もあればオーケー。オススメなのは、少しだけ早起きしてやること。なぜなら、サーフィンは朝一にやることが多いからです。「これだけやればサーフィンがうまくなる!」とは言いませんが、週末サーフィンを少しでも快適にするための効果 は抜群です。ぜひ試してみてくださいね!
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この記事を書いたライター
ario
オウエン・ライトの身長とロブ・マチャドの髪質を授かったが、残念なことにレギュラーフッター。三人の娘を育てながら、日々サーフライフバランスの実践を模索中。出没ポイントは千葉一宮。
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