稲葉玲王・仲村拓久未 サーフィンQS6000 ベスト16へ！

地元一宮の稲葉玲王

稲葉玲王、 仲村拓久未、QS6000 ベスト16へ

今月23日から30日まで千葉一宮で開催中のサーフィンWSL QS6000。WCTへのクオリファイを求めて世界中から名だたるサーファーがここ日本へ集結。天気やコンディションでの苦戦もありながら選手たちの熱い戦いが繰り広げられていました。

●Round4-5

嵐のように天気が崩れた昨日は1日の中でオンホールドもあり、天候だけでなく選手の精神的にも厳しいかに思わせたR4。周囲が心配したのもどこ吹く風で稲葉玲央は「海外のQSで慣れているからこうした状況は大丈夫でしたね」となんと笑顔を見せる余裕すら。稲葉玲王はこの海で育ち、知り尽くしている一宮ポイント。Thomas Woods（AUS）、O’Neill Massin（PYF）、Vicente Romero（ESP）らを相手に高得点の8.1ptを出してラウンドアップ。

仲村拓久未はRound4で、Evan Geiselman（USA）、Josh Burke（BRB）、Mitchell james（AUS）を相手に序盤から高得点を叩き1位でラウンドアップし、稲葉玲王をして完璧な試合運びと言わしめました。稲葉玲王、仲村拓久未ともに集中力を切らさずに自分の波を冷静に見つめることができていたと思います。特に稲葉玲王の落ち着いていた様子が印象的でした。

仲村拓久未

稲葉玲王、仲村拓久未は日本人選手たちの中で残るはただ2人。厳しい戦いから勝ちへと駒を進めて、28日のRound5は2人共勝ち上がりTOP16入り。

●Round6

そのまま順調にRound6まで駒を進めたかに見えましたがここまで勝ち上がってきた相手も強敵エヴァン・ガイゼルマン（Evan Geiselman）。Round6、Heat6で仲村拓久未はエアリアルを決めるも7pt台を2本、トータル14.40ptで思うようにポイントが伸びず。同じくエアリアルで挑戦してきたエヴァン・ガイゼルマンがトータル17.40ptを叩きだし、仲村拓久未は果敢に戦うも敗退。

●エヴァン・ガイゼルマンについて：
・パイプラインで意識不明となったエヴァン・ガイゼルマンの続報
・【イケメンサーファー名鑑】ガイゼルマン兄弟／ウィルコ／チッパetc..

稲葉玲王は同じくRound6のHeat8でBilly Stairmand（NZL）との戦いを1位でリードし、このまま守りきるかに見えた残り30秒。優先権を渡してしまいそこでちょうどよくセットを掴んだBilly Stairmandにまさかの逆転劇が起こります。ここで稲葉玲王はBilly Stairmandにトータルポイントがわずか0.17pt及ばず惜しくも敗退。2人とも堂々ベスト16という結果に。土曜日の志田下は、2人の選手は選手らの戦いを観るためにに多くの観客が集まりました。サーフショップDEEP SURFを通し、稲葉玲王がコメントを出しています。

DEEP SURF　2016.05.28 Saturday　声援に感謝です！

夢を本当にありがとう！稲葉玲王・仲村拓久未！そして、厳しい試合を戦った日本人選手！心からの拍手を送ります。

これまでに悔し涙を飲んだ選手としても名実ともに日本を代表する、腕に定評のあるサーファーばかりで世界の入り口がどれほど狭いか感じさせられます。

大会は30日まで。29日は8:00コール。
大会に伴い車両の乗り入れができない状態となっていますのでバスなどのアクセス方法はこちらの記事下部をご覧ください。▶いよいよ迫る！志田下で国内最大級の世界サーフィンの祭典が開催

・Day 5 ハイライト動画

ライブ中継とRound6の結果はこちら▶http://www.worldsurfleague.jp/

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出典：wsljapantour