サーファー的。わかりやすい『お金が増える仕組み』の話
ライター: SurfingKids
私の大学時代の先輩で、金融系で成功して海外生活をおくっているサーファーがいるのだが、その先輩は何でもサーフィンに例えて話すサーフィン野郎。
私が大学生で商売のことなんて何も知らなかった頃、お金が増える仕組みをわかりやすくサーフィンに例えて話してくれた。サーフィン後にウェットスーツを着ながら砂浜に絵を描いて…..。それがとても面白く、今でも考え方の根本になっているので紹介したい。
『わかりやすい、お金が増える仕組みの話』誰かがお金を儲けると代わりに誰かのお金は減るのか?
この世界には2人のサーファーしかいない世界だとする。1人はナミちゃん、もう1人はノリくん。
世界の総資産は千円で、その千円はナミちゃんが持っている。
ノリくんはお金が欲しかったのでサーフボードを作り、ナミちゃんに千円で売ってあげた。ナミちゃんは大喜びでサーフィンした。
・この時点の世界の総資産は2千円。(千円札と千円相当のサーフボード)
今度はナミちゃんが千円を欲しくなったので、ナミちゃんはサーフボードを作り、ノリくんに千円で売ってあげた。ノリくんは大喜びでサーフィンした。
・この時点の世界の総資産は3千円。(千円札と千円相当のサーフボード×2)
と、このように2人が相手に喜ばれる価値のある物を生産し、売買し続けているうちに世界の総資産は増加していく。
そして2人には多くの価値のある物が増えてきたので、物を担保に千円札をたくさん作った。そしてよりかっこいいサーフボードやウェットスーツ、サーファーズハウスまで作り、相手に欲しいと思ってもらうことでどんどん値上がりもしていった。
2人の間には益々多くのお金と価値のある物が行き来することになり、世界にはお金と物、富で溢れ返ったとさ。
多くのニーズを満たしてお金を作り、資産運用で拡大させる
もちろん今の経済は複雑になっているのでこの通りでは無いが、原則原理はこのようなものだ。誰かがお金を得ても、世界のお金は減らずにどんどん増えていく。自分が価値となるものを想像し、お金に変えれば変えるほど、世界全体も豊かになるのだ。
『実現したい事を明確に』『多くのニーズを満たす価値を提供する』こと。またお金は単に『信用』が可視化されたものでありお金自体に価値はなく、信用が増せばお金も増える。お金を倹約しながら人の役に立ち信用を得る。そうすればあなたの富は一過性の物ではなく、長く続く物になるだろう。
お金は何かを実現する為の1ツールであり、お金儲けの為に事業を行うものではない。実体の無いお金に翻弄され、何の為の人生かがわからなくなるという。
米国の億万長者研究者トマス・J・スタンリーの格言に以下のようなものがある。
”億万長者は現金収入ではなく、純資産額でものごとを考える。資産形成に所得はたいして意味を持たない。10万ドルから20万ドルの収入があれば、それ以上いくら稼ごうがあまり関係ない。それよりも、持っている資産をどう運用するかのほうがずっと重要だ。”
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この記事を書いたライター
SurfingKids
AD Agentを経て独立。紆余曲折ありつつも、現在は会社経営をしながら投資家として活動。コンテストサーフィン観戦が趣味の1つです。
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