劇的逆転で松山黎音がWSL初優勝! 男子は佐藤利希が制した日向プロジュニア
ライター: WAVAL

WSL(ワールドサーフリーグ)公認の「WSL The Open Surfing 日向プロジュニア」が24日、宮崎県日向市お倉ヶ浜で最終日を迎えた。男子は佐藤利希、女子は松山黎音が優勝を飾った。
この日は男子のクオーターファイナルからスタート。優勝候補の一角だった渡邉壱孔がヒート1で敗退する波乱の中、足立海世や佐藤利希らが順当にラウンドアップした。セミファイナルでは、長沢侑磨がヒート2で3位に終わり、惜しくも決勝進出を逃した。
ファイナルに進んだのは足立、佐藤、小野里弦、金沢太規の4人。30分ヒートの決勝では、佐藤利希が序盤から4つの華麗なターンを決め、7.50をマークして主導権を握った。残り2分を切ったところで、2位につけていた足立もプライオリティを使って果敢に仕掛けたが、逆転のスコアには届かず。佐藤は陸へ上がる途中に優勝のアナウンスを聞き、両手でガッツポーズを見せて自らの勝利を祝った。佐藤は9月の「Midas Capital Omaezaki Pro Junior」に続きプロジュニア2連勝。


女子はセミファイナルからのスタート。ヒート1では佐藤李と松山黎音が、ヒート2では松野杏莉と鈴木莉珠が勝ち上がり、ファイナル進出を決めた。
決勝では残り1分を切った場面で、2位につけていた佐藤李が鋭いライディングを決め、7.00のスコアで一時トップに浮上。しかし、逆転には5.34が必要だった松山が、サイズのある波に完璧に合わせる力強いライディングを披露。スープから出てきた瞬間、思わずガッツポーズが飛び出した。
得点が発表されるまでビーチに緊張感が漂ったが、最終的に松山に逆転勝利のスコアが告げられると、ファイナルを戦った佐藤李、松野、鈴木が松山を祝福。松山は劇的な逆転でWSL初優勝を手にした。

なお、26日からは舞台を宮崎市木崎浜に移し、「WSL QS2,000 The Open Surfing 宮崎プロ」が開幕する。新たな戦いに注目が集まる。
https://theopensurfing-japan.com/
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