五十嵐カノアとコナー・オレアリーがベスト32へ！CT第4戦リップカールプロ・ベルズビーチが開幕

Photo by Ed Sloane/ WSL

ベルズ・ビーチ、ビクトリア、オーストラリア（2024年3月26日火曜日）-ワールド・サーフ・リーグ（WSL）2024チャンピオンシップ・ツアー（CT）の第4戦、Rip Curl Pro Bells Beach Presented by Bonsoy 初日。ベルズ・ビーチはクラシックコンディションとなり、メンズとウィメンズのオープニング・ラウンド、そしてメンズのエリミネーション・ラウンドが終了した。

五十嵐カノア Round of 32へ

日本の五十嵐カノアはオープニングラウンドのヒート1に早速登場。モロッコのラムジ・ブキアムが開始早々にビッグセットをつかみパワフルなライディングで7.17をスコア。カノアも続いてミドルセットをつかむとバリエーションをきかせたクリーンな3ターンで4.83をスコア。その後もミドルレンジのポイントを揃えたカノアは2位でRound of 32へ進出。ルーキーのカリフォルニア出身 ケイド・マトソンが敗者復活ラウンド行きとなった。

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コナー・オレアリー Round of 32へ

日本のコナー・オレアリーは残り10分頃から、得意のパワフルなバックサイドアタックでミドルレンジスコアを2本揃え、2位でRound of 32 へ。ハイスコア2本を先に揃えたライアン・カリナン（AUS）がトップ通過を果たした。

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ガブリエル・メディーナ、ケリー・スレーターがオープニングラウンドをクリア

3度の世界チャンピオンに輝いたガブリエル・メディーナ（ブラジル）は、今日のベルズ・ビーチで復調を続け、ほぼ完璧な9.33を含む、初日最高の2ウェイブトータル17.33を記録。メディーナは、2位でフィニッシュしたリアム・オブライエン（オーストラリア）と、2024年のルーキー、コール・フーシャマンド（アメリカ）を振り切りトップ通過を果たした。

ガブリエル・メディーナ「ベルズはまだ優勝したことのない大会の1つで、今回その優勝を狙っている。僕のヒーローたちはみんなここで優勝している、歴史がある大会だからね。だからどうしても勝ちたいんだ。アスリートの人生はジェットコースターのようだけど、今はとてもいい気分だし、自分のパフォーマンスに満足している。」

オープニングラウンドのヒート3では、11度のワールド・チャンピオン、ケリー・スレーター（USA）が、2度のワールド・チャンピオンに輝いたジョン・ジョン・フローレンス（HAW）とセス・モニーツ（HAW）を抑えた。スレーターはスローなベルズのラインアップの中で彼の32年の経験を披露し、戦術的に動き回り、2人の倍以上の波に乗った。

ケリー・スレーター「ここでの初優勝から30年、ここでの初イベントから32年。戻ってこれて嬉しいし、30年後にまたここで5度目の優勝を狙うのは本当に夢のようだよ。ジョンジョンを相手に正攻法でサーフィンすることになったけど、緊張をほぐすにはいいスタートだった。いつもヒートで勝てるわけじゃないけど、勝てるときはジョンに勝ちたいね。たぶん最後のベルズになると思うし、最後でも構わないと思っている。ここでの初優勝から30年、いい区切りになるだろうしね。戻ってこないとなると、ほろ苦い寂しさがあるだろうね。ただ、このイベント、ここでの時間を楽しみたいんだ。」

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