2024パリ五輪の切符を取る為に戦う男女各3名が決定。2024 ISA WSGで上位を目指す

2024 ISA WORLD SURFING GAMES 日本代表発表
（写真左から）
男子：コナー・オレアリー、五十嵐カノア、稲葉玲王
女子：都筑有夢路、前田マヒナ、松田詩野
＊補欠選： 脇田泰地、松岡亜音

プエルトリコ開催2024WSG代表選手に五十嵐カノア、稲葉玲王、松田詩野の3名に加え、コナー・オレアリー、都筑有夢路、前田マヒナが決定

プエルトリコで開催される2024WSG（ワールドサーフィンゲームス）の残り男子1名と女子2名（男女各3名の代表選手が出場できる）が決定する、選考会合宿（2023特定強化指定選手の中から 男子：伊東李安琉、コナー・オレアリー、脇田泰地 女子：都筑有夢路、都築虹帆、前田マヒナ、松岡亜音が参加）が、昨日までの2日間、静波ウェイブプールで開催されていた。

この結果、既に出場が決定している五十嵐カノア、稲葉玲王、松田詩野の3名に加え、コナー・オレアリー、都筑有夢路、前田マヒナが決定した。更に2024ISA WSGプエルトリコ大会で、男子はコナー・オレアリーが5位以内、女子は都筑有夢路か前田マヒナが7位以内に入るとパリ五輪の出場権を獲得（出場権獲得済み選手が上位入賞した場合は繰り下がる）。また女子は団体戦優勝で追加枠を1枠獲得できる。

男子は3枠のパリ五輪出場権を獲得しているが（五十嵐カノア、稲葉玲王は個人枠で出場が決定済み）、もしコナー・オレアリーが5位以内に入らなかった場合、国枠として誰が出場するかは大会後に改めて審議される。

・来年2月にプエルトリコで開催される2024 ISA ワールドサーフィンゲームス開催概要

・2024WSG出場選手。又、補欠選として脇田泰地と松岡亜音が決定した。

今回2024ISA WSG 日本代表に決定した3名のコメント

・都筑有夢路

「昨日、誰が選ばれてもおかしく無い中、4人で選考会があって都築虹帆と松岡亜音 、2人の悔しさや想いも背負って頑張りたい。ISAプエルトリコでは1つづつ自分のヒートをこなして自分のやることをやって、優勝目指します。」

・前田マヒナ

「試合がタイトだった時は上手く行きませんでした。1つに絞ることが重要だと思い、今年はWSLの試合にはあまり出ずに五輪選考に集中していました。なので今回ISAの代表に決まってとても嬉しいです。

ハワイに住んでいるので大きい波には適応できます。バンズパイプマスターに出たけど、チョープーの波はパイプに似ている。WSLに出ていると大きい波に乗る機会は少なくて技を練習するのがメインだけど、パイプで練習していればチョープーも目指せると思う。仕事とサーフィンのバランスを取って頑張ります。

東京五輪では良い成績が残せなくて残念だったけど、今回またチャンスをもらえた。人生でもう1回チャンスがあるのは普通じゃ無い。気合いも入るしとても楽しみ。またプエルトリコの波はハワイに似ていると聞いているから、いつも通りサーフィンしたいですね。」

・コナー・オレアリー

「とても嬉しい。僕はマヒナと同じグーフィーフッターだし、グーフィーオンリーのタヒチ チョープーは合うし好きな波です。プエルトリコは始めてで楽しみです。自分のようにパワーの波に対応できる選手は有利だと思う。自信はあるし、５位以内に入って来年の代表権を獲得したいです。」