五十嵐カノア「サーフィン以外にも夢は沢山持っていたい。」資生堂クリスマス大会が開催

サンタクロースとなり子供達にプレゼントを渡す五十嵐カノアと弟のキアヌ@資生堂 グローバルイノベーションセンター(呼称:S/PARK)

資生堂が世界88の国と地域で展開しているブランド「SHISEIDO」は、2019年から資生堂アンバサダーであるプロサーファー五十嵐カノアと共に、海洋保全活動「SHISEIDO BLUE PROJECT)を推進している。2023 年12 月23 日(土)、このパリ五輪サーフィン競技の日本代表選手に選定された五十嵐カノアの来日に合わせ、子供たちを対象としたクリスマス大会が実施された。イベントではこれまでの活躍を振り返り、質疑応答、自然環境対策、来年に向けた想いや今度の夢についても語られた。

小さな頃から親に言われていた、サーフィン前に行う2つのルール

五十嵐カノア「小さな頃から親に言われた、サーフィン前に行うルールが２つあって、1つは勉強、宿題をやってから海に入ること。もう1つは日焼け止めを塗ることでした。肌を守るのはとても大切なこと。子供の頃から資生堂の日焼け止めを使用している。塗りやすいし、落ちにくいのでサーフィンのパフォーマンスに集中ができるんです。ウォームアップと同じくらい大切なルーティーンです。」

海を守るために。みんなで少しづつでも協力すれば大きなものに

五十嵐カノア「ちょっとした事から始めるのが大切で、ペットボトルを少なくするとか、海に行ったらゴミを拾う事、自然にやさしいリーフセーフな日焼け止めを使うとか、みんなが少しづつでも協力すれば大きなものになる。一緒に海を守って行きたい」

ハーバード大学に入った理由「サーフィン以外にも夢は沢山持っていたい」

五十嵐カノア「サーフィンを始める前から勉強は大切だと両親、特に母に言われていた。勉強すればいつか自分が好きなことができるって。今回もハーバード大学に決まったけど、世界チャンピオンや金メダルの他、勉強も大切にしたい。ハーバードに通うことはチャレンジングで楽しい。サーフィン以外にも、夢は沢山持っていたいんです。」

目標が見え易いと、努力することも簡単になる。

五十嵐カノア「夢と目標は似ています。目標を立てて毎日目標の事を考え、口に出したりして、目標に近づく事を考えています。目標が見え易いと、努力することも簡単になる。ネバーギブアップで毎日頑張れば夢と目標に近づきます。少しづつでも目標に近づけば、いつか夢が叶うので頑張って欲しいです。」と親からの質問答え、両親と子供達を勇気づけた。

5歳 年が離れた弟キアヌも登場。カノアは15歳から、キアヌは13歳の時から世界トップを目指し始めた。

イベントには弟のキアヌも登場。2人は5歳離れており、カノアは父の影響で、キアヌはカノアの影響でサーフィンを始めた。

カノア「12歳の時から世界のトップで戦いたいと思った。夢だけど本当にいけるのかと思ったけど、15歳の時にトップの選手になるには何が必要なのかを考え始め、その頃から世界チャンピオンを目指し始めたんです。」

キアヌ「13歳の時にカノアがCTにクオリファイしました。その頃からやっぱカッコいいなと思って、俺もなりたいと思って世界を目指し始めました。」

五十嵐カノア ベストライディング映像

イベントではこれまでのベストライディング映像も紹介。こちらはベスト2の2019年CTバリ戦と、ベスト1の2022年チョープー戦

来年の目標

五十嵐カノア「来年の目標はオリンピック金メダルと、世界チャンピオン。それ以上に海を守ることが目標です。」

日焼け止めの重要性

資生堂の研究員から日焼け止めの重要性が発表された。

海や雪のあるスキー場では紫外線の反射率は10〜100％にもなるため、通常時より非常に多くの紫外線を浴びることになる。

海やサンゴを守るために、資生堂の日焼け止めは塗った後、水に濡れても海に流れずらくなっている。

日焼け止めは塗りムラをなくすため均一に塗ること。またこまめに塗り直すことが重要だと語られた。海ではSPF50+、UV耐水性の高いものが推奨される。

五十嵐カノアと弟のキアヌがサンタクロースとなり、子供達にプレゼントが渡された。

最後は子供達と写真撮影。

五十嵐カノア プロフィール

誕生日：1997年 10月1日　身長：約180cm
居住地：カリフォルニア州 ハンティントン
言語：英語、ポルトガル語、日本語、スペイン語、フランス語
主な実績：2022 ISA 世界選手権金メダル、2020年東京五輪サイフィン競技 日本代表銀メダル。2024年パリ五輪サーフィン競技日本代表