ローカルヒーロー五十嵐カノアが初対戦ジョージ・ピーターを破りベスト4進出で最終日へ。ホームで歴史的3度目の優勝を目指す！CS第4戦8日目

五十嵐カノアPhoto by Pat Nolan/WSL

ロングボード、井上鷹は優勝候補カニエラ・スチュワートに敗れるも「タカスタイル」を披露！日本人最高位の5位でフィニッシュ

カリフォルニア州ハンティントン・ビーチで開催されている、ワールド・サーフ・リーグ（WSL）2023チャレンジャー・シリーズ第4戦「ウォレックス・USオープン・オブ・サーフィン・プレゼンテッド・バイ・パシフィコ」と、2023 WSLロングボード・ツアー第1戦「ハンティントン・ビーチ・ロングボード・クラシック」の8日目が開催された。明日、Wallex US Open of Surfing Presented by Pacificoと、Huntington Beach Longboard Classicの優勝者が決定する。

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五十嵐カノアが初対戦のジョージ・ピーターを破りファイナルデイへ

五十嵐カノアPhoto by Pat Nolan/WSL

本大会で最も注目されている、ホームで歴史的USオープン3度目の優勝を目指す五十嵐カノア。クオーターファイナルで、ジョージ・ピーター（George Pittar）（AUS）と対戦。カノアはこのヒートでも序盤から先制するが中盤逆転される。僅差の攻防となるがカノアは後半残り9分、バックサイドで強烈なファーストターン含む3ターンで6.50をスコアし逆転。落ち着いた安定の試合運びで勝利しセミファイナル進出。

五十嵐カノアはサーフィンのスピード、レールワーク、試合運びと全てで相手を上回っているように見えた。調子は絶好調だ。五十嵐カノア「初めて対戦する選手で彼の作戦も分からず、また自分の作戦も思い通りに行かず難しいヒートだった。どうにか勝てたから明日へ向けてまたリセットします。」

五十嵐カノア QFハイライト映像

南カリフォルニア勢 コラピント、ラポーザ、五十嵐カノアがリードして最終日へ

男子のクオーターファイナルは、リーフ・ヒーズルウッド（オーストラリア）が、ロングビーチ（カリフォルニア）のノーラン・ラポーザにノンプライオリティー・インフェアランスを起こすという衝撃的な幕開けとなった。ラポーザはヒーズルウッドのミスを活かし、2021年以来となるUSオープン・オブ・サーフィン準決勝進出を決めた。ヒーズルウッドはこの判定に怒っていましたが、ラポーザがピークにいたため完全にヒーズルウッドのインターフェアですね。

また同じ南カリフォルニア出身のクロスビー・コラピントは、CTクオリファイを狙うマテウス・ハーディ（BRA）から強いプレッシャーを受けながらもショーケースを披露。スタートで出遅れたがコラピントはフォアハンドで6.50スコアしリードを奪う。そして6.70のバックアップを出してセミファイナルへの切符を手に入れた。コラピント、兄のグリフィン・コラピント（USA）と共にUSオープン・オブ・サーフィン優勝を狙う。

男子結果

女子結果

井上鷹は本大会ロング、日本人最高位の5位でフィニッシュ

同時開催されているロングボードクラシック。井上鷹はクオーターファイナルで昨年のイベント準優勝者で、2022年の世界タイトル準優勝者でもある強豪のカニエラ・スチュワート（Kaniela Stewart）（HAW）に敗れた。井上は本大会、ロングで日本人最高位の5位でフィニッシュした。

井上鷹「USオープン、5位。本日QF終了しました。オンショアが強く、前のヒートで入った波が入らず、波数も少ないというタフなコンディション。30分があっという間でした。2本目の波でスタンスを切り替えてヒールをし、「タカスタイル」を披露できてよかったです。応援有難うございました。」

 

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HIGHLIGHTS Day 8 // Wallex US Open of Surfing presented by Pacifico

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