井上楓が銀メダル、井上鷹が銅メダルを兄弟で獲得！2022 ISA World SUP and Paddleboard Championships

銀メダルを獲得した日本代表の井上楓 Photo by Pablo Franco/ISA

プエルトリコで開催された2022 ISA World SUP and Paddleboard Championshipsで、ブラジルのルイス・ディニズが、男子SUPサーフィンで前人未到の3個目の金メダルを獲得し、アルゼンチンのルシア・コソレトが女子部門で初メダルに輝いた。

日本代表の井上鷹・楓の兄妹がメダル獲得

ショートボードやロングボードでも活躍する井上ファミリーは、兄の鷹（21歳）、妹の楓（17歳）、桜（14歳）が本大会に参戦。その期待に応え、男子SUPサーフィンでは鷹が銅メダル、女子では楓が銀メダルと、2人の兄妹はともにメダルを獲得した。

井上楓「兄と一緒に表彰台に上がれて、2人共凄く嬉しいです！」

井上楓 SNSコメント
「0.17点足りずに優勝を逃したのは残念でしたが、15分以上待って乗った甲斐があって1本目に自分としてはエクセレントライディングが出来、皆さんにも喜んで頂けてよかったです。日本チームの皆さんはもちろん、応援して下さった方、大会に関わられた皆さん、有難うございました！」
@kaede.inoue.surfer

2022 ISA World SUP and Paddleboard Championships ハイライト映像

井上鷹、井上楓 Photo by Sean Evans/ISA

井上楓 Photo by Sean Evans/ISA

井上楓 Photo by Pablo Franco/ISA

井上楓 Photo by Sean Evans/ISA

井上楓 Photo by Sean Evans/ISA

井上鷹 Photo by Sean Evans/ISA

井上鷹 Photo by Sean Evans/ISA

井上鷹 Photo by Sean Evans/ISA

井上鷹 Photo by Sean Evans/ISA

井上鷹 Photo by Sean Evans/ISA

男子優勝、ブラジルのルイス・ディニス

ルイス・ディニス – ブラジル Photo by Pablo Franco/ISA

ディニズはイベント中、唯一エクセレントレンジのヒートトータル16.00でピークを迎え、シングルウェイブで8.67ptと6.33ptをスコアし、マニューバーの強さと多様性がジャッジに印象付けられた。

ルイス・ディニズ「ISAで再び競技ができることをとても嬉しく思います。私はここで仲間と共に夢を生きています。Pan American Games での勝利は私の使命でしたが達成ができた。このタイトルはブラジルの為のものです。」

ディニズは、ディフェンディングチャンピオンの ブノワ・カルペンティエ （フランス）の銀メダル、そして2016年の金メダリスト、 ゼーン・シュバイツァー （アメリカ）の銅メダル、新鋭の 井上鷹 （日本）の銅メダルという強敵を打ち破っての優勝となった。

女子優勝、アルゼンチンのルチア・コソレト

ルチア・コソレト – アルゼンチンPhoto by Pablo Franco/ISA

コソレトは、メインラウンド3でイベント最高のヒートトータル（15.00pt）を記録し、メインラウンド4ではイベント最高のシングルウェイブスコア（8.57pt）をスコアし、ウィメンズで今日最も調子の良いサーファーであった。イベントの2週間前から練習を重ね、ラ・オチョのブレイクを正確に読んだ彼女は、他の選手が苦労している場所でも強いターンを積み重ねた。

井上楓（ 日本）が7.00ptのベストライドをスコアし銀メダルを 獲得。アリン・アディサカ （ブラジル）と イザベラ・ゴメス （アメリカ）は序盤に素晴らしいパフォーマンスを出したにも関わらずその後4.00pt以上のスコアを出すのに苦労していた。 しかし、コソレトは安定した演技で金メダルを獲得し、世界チャンピオンの称号を手に入れた。

ルチア・コソレト「とても幸せで、もう信じられないくらい。そしてここはとても良い場所で、この場所とここの人たちが大好きです。アルゼンチンチームと一緒に練習し、サーフィンを続け、国を代表する選手になりたいと思います。」

https://isasurf.org/