過去20年間で女子世界チャンピオンを最も多く輩出したサーフボードブランドは?
ライター: AKIKO
STEPH GILMORE AND A BATCH OF DHD’S. PIC. STABMAG
1.直近15年では3人の女性選手が女子世界タイトルを独占
カリフォルニア州サンクレメンテのロウワー・トレッスルズで 先日開催された第2回Rip Curl WSL Finalsで、ステファニー・ギルモア(AUS)が、女子世界最多となる歴史的8度目の世界タイトルを獲得(関連記事:ステファニー・ギルモアとフィリペ・トレドが2022年世界チャンピオンに!)。
また2007年〜2022年の直近15年間では、ステファニー・ギルモア×8回、カリッサ・ムーア×5回、タイラー・ライト×2回 というこのたった3人が世界タイトルを完全に独占しているという結果に。では少し期間を広げてここ20年間ではどのサーフボードブランドが多く女子世界タイトルを輩出したのか? Murmur:WHAT IS THE MOST WINNING BOARD OVER THE LAST 20 YEARS よりご紹介します。
2.過去20年間の女子世界チャンピオンと使用ボード
LAYNE BEACHLEY PIC. THE DAILY TELEGRAPH
2002-2022年 女子世界チャンピオンとボードブランド
2002年:レイン・ビーチェリー/ダーシー・サーフボード
2003年:レイン・ビーチェリー/ダーシー・サーフボード
2004年:ソフィア・ムラノビッチ/チャンネルアイランド
2005年:チェルシー・ジョージソン/ DHD
2006年:レイン・ビーチェリー/ダーシー・サーフボード
2007年:ステファニー・ギルモア / DHD
2008年:ステファニー・ギルモア / DHD
2009年:ステファニー・ギルモア / DHD
2010年:ステファニー・ギルモア / DHD
2011年:カリッサ・ムーア / メイヘム
2012年:ステファニー・ギルモア / DHD
2013年:カリッサ・ムーア / メイヘム
2014年:ステファニー・ギルモア / DHD
2015年:カリッサ・ムーア / メイヘム
2016年:タイラー・ライト / メイヘム
2017年:タイラー・ライト / メイヘム
2018年:ステファニー・ギルモア / DHD
2019年:カリッサ・ムーア / メイヘム
2020年:カリッサ・ムーア / メイヘム
2021年 :カリッサ・ムーア / メイヘム
2022年:ステファニー・ギルモア / DHD
3.過去20年間 世界チャンピオンを一番多く輩出したボードブランドDHD
DHD:9勝
メイヘム:7勝
ダーシーサーフボード:3勝
チャンネルアイランド:1勝
ダーシーサーフボードがレイン・ビーチェリーで3勝、チャンネルアイランドがソフィア・ムラノビッチで1勝、メイヘムがタイラー・ライトとカリッサ・ムーアで7勝、DHDがチェルシー・ジョージソンとステファニー・ギルモアの圧倒的な活躍で9勝でした。
DARREN HANDLEY AND STEPH’S WINNING QUIVER. PIC STEPH GILMORE
4.DHDシェイパー『ダレン・ハンドレー』世界最高のサーフボードを作る秘訣
ダレン・ハンドレー(Darren Handley):
「サーファーとシェイパーとの正直なコミュニケーションから始まると思います。水中やビーチでサーフボードについて話したり、彼らのサーフィンを見たりする時間を持つこと。ボードに関しては、世界のベストサーファーと何年も研究開発を重ねてきた結果です。私たちは、すべてのアスリートのために最速で最軽量のボードを作ることを常に心がけ、それが多くの世界タイトルやコンテストでの勝利という形で実を結んだのです。」
"Catch The Funwave!" - WAVAL(ウェイバル)
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この記事を書いたライター
AKIKO
酒とサーフィンとトリップをこよなく愛する二児の母&主婦。ママになってからの方がサーフィン熱が上がってます。センスも技術もないけど波運だけはあります。
・blog: https://ryoshiyome.com/
・Instagram: @akikoba5884