ミゲル・プポとコートニー・コンローグが優勝!CT最終戦『タヒチプロ』最終日

ライター: WAVAL

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ミゲル・プポとコートニー・コンローグが優勝!
Photo Damien Poullenot/WSL

リップカールWSLファイナルに先立つ最終戦、WSL2022 CT 第10戦 「Outerknown Tahiti Pro」は、女子 コートニー・コンローグ(USA)と男子 ミゲル・プポ(BRA)が制した。チョープーでの4日間の戦いのファイナルデイは、ウィメンズとメンズのラウンドが交互に行われ、4~6フィートのクリーンな波でクライマックスを迎えた。今大会では、16年ぶりにウィメンズCTがチョープーで開催され、全てのコンペティターが感動的なパフォーマンスを披露。

また本大会においてWSL Tours and Competitionチームは、2022年のワールドチャンピオンを決定するワンデイイベント、Rip Curl WSL Finalsに出場するトップ5メンズとトップ5ウィメンを決定した。

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ミゲル・プポがCT初優勝を達成

ミゲル・プポ(BRA)はファイナルで、ローカルワイルドカードのカウリ・ヴァースト(FRA)と対戦。両者にとって初のCTファイナルとなる中、お互い素晴らしいパフォーマンスで初優勝を飾った。

ミゲル・プポとコートニー・コンローグが優勝
ミゲル・プポ Photo WSL/Damien

ミゲル・プポとコートニー・コンローグが優勝

ミゲル・プポ「CTイベントで優勝するのに10年かかりました。ずっとチャレンジャー・シリーズで勝ち続けてきたので、今年は1つCT優勝して、今までの努力が報われるトロフィーを手に入れたかった。このトロフィーは愛する人たち、子供たち、ママ、パパ、クルーのみんなに贈るもの。本当に有難う御座いました。」

この結果によりCTランキングで6位に終わり、WSLファイナル5を逃したプポは2023年の注目選手となることは間違いない。彼は2011年以来、CTで最高の年を迎え、Outerknown Tahiti Proで初のファイナルと初優勝を達成した。Billabong Pro Pipelineを3位でシーズンスタートし、Oi Rio ProやRip Curl Pro Bells Beachなど、年間を通してイベントで功績を残したブラジル人選手だ。


カウリ・ヴァーストPhoto WSL/Damien

ローカルワイルドカードのカウリ・ヴァースト(FRA)は、11度の世界チャンピオンであるケリー・スレーター (USA)、世界3位のイーサン・ユーイング(AUS)、マシュー・マクギルブレイ(RSA)、五十嵐カノアを倒しファイナルに臨んだ。しかし彼の前に立ちはだかったのはCTベテランのミゲル・プポ(BRA)。プポはこのイベントで最高のパフォーマンスを見せ、いくつもの長いクリティカルチューブをメイクしヒートトータル17.17ptを達成。ヴァーストは、もう少しで逆転するところだったが、珍しくバレルの出口でワイプアウトしタヒチプロ初優勝を逃した。

カウリ・ヴァースト「今は信じられない気持ちです。負けたかもしれないが、それはそれで仕方がない。ミゲルのことは本当に嬉しい。タヒチから、そしてチャンネルから、これだけの応援をいただいて、本当にたくさんの感情があります。泣きたくなるくらい、いい気分だよ。」

昨日、気迫あふれる見事な大逆転劇でFinal5入りを果たした五十嵐カノア。QFで優勝したミゲル・プポと対戦し、残り4分から反撃に出るも届かず5位で本大会を終えた。

昨日の五十嵐カノア大逆転映像

 

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メンズ最終ランキング
ミゲル・プポとコートニー・コンローグが優勝

コートニー・コンローグ 、女性として16年ぶりにCTチョープーを制す

カリフォルニア出身のコートニー・コンローグ (USA)は、Outerknown Tahiti Pro Teahupo’oで、2006年以来となる歴史的な優勝を飾った。コンローグは、イベント中ずっと好調で、ファイナルはブリッサ・ヘネシー(CRI)という、このイベントでも傑出した2人の対決となった。コンローグは波に同調し、バレルメイクで主導権を握った。7.50ptをスコアし、またミッドレンジのバックアップスコアを重ねヘネシーを抑えて優勝。コンローグは13回目のCT優勝と、2019年のRip Curl Pro Bells Beach以来の優勝を手にした。

ミゲル・プポとコートニー・コンローグが優勝
コートニー・コンローグPhoto WSL/Damien

ミゲル・プポとコートニー・コンローグが優勝

コートニー・コンローグ 「久々の優勝にとても感謝しているわ。今年は多くのチャレンジと浮き沈みがあった。私はこの波が大好きなの。神秘的ここの波で勝てて本当に幸運だと思う。イベント中ずっとチャージし続けていたブリッサと共有できて素晴らしかった。これは一年を締めくくるにふさわしいやり方だわ。これは、すべての友人、家族、スポンサーに捧げるもので、彼らのおかげで私はここにいます。そしてこのイベントを女子に戻してくれたWSLにも感謝しています。」

また世界5位のブリサ・ヘネシーは、QFで世界6位のレイキー・ピーターソン(USA)に勝利し、Rip Curl WSLファイナルへの最後のスポットを手に入れ、本大会で2位となったことでWSL Finalsの第4シードスポットに入った。ヘネシーは、ステファニー・ギルモア(AUS)、タティアナ・ウェストン-ウェブ (BRA)、ヨハンヌ・デファイ (FRA)、カリッサ・ムーア(HAW)と共に、今年9月にローワー・トレッスルズで開催されるRip Curl WSL Finalsに参加する。

ウェイメンズ最終ランキング

ミゲル・プポとコートニー・コンローグが優勝

Rip Curl WSL Finalsの出場選手とシードが決定

Rip Curl WSL Finalsの出場選手とファイナリストが決定した。10回のChampionship Tourを終え、CTランキングのトップ5メンズとトップ5ウイメンズは、2022年9月8日から16日までカリフォルニア州サンクレメンテのローワー・トレッスルズで開催される最終イベントへ向けて準備することになる。

ウイメンズWSLファイナル5
1 – カリッサ・ムーア(HAW)
2 – ジョハン・デフェイ(FRA)
3 – タティアナ・ウェストン-ウェッブ(BRA)
4 – ブリサ・ヘネシー(CRI)
5 – ステファニー・ギルモア(AUS)

メンズWSLファイナル5
1 – フィリペ・トレド(BRA)
2 – ジャック・ロビンソン(AUS)
3 – イーサン・ユーイング(AUS)
4 – イタロ・フェレイラ(BRA)
5 – 五十嵐カノア(JPN)

ハイライト映像

WSL公式HP
https://www.worldsurfleague.com



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