【神秘的なフローズンバレル】マサチューセッツ@ナンタケット島
ライター: Jay
今年、アメリカは未曾有の大寒波に襲われ、各地で吹雪やそれに伴う交通の麻痺など物理的にも経済的にも決して少なくない被害を受けました。ところによっては100年ぶりの最低気温記録を更新するなど、その程度の凄まじさをはかり知ることができます。
一方、そんな大寒波が生んだ奇妙な光景が話題になっています。
こちらの画像はアメリカの写真家ジョナサン・ナイマーフロー(Jonathan Nimerfroh)によって撮影されたマサチューセッツ州ナンタケット島の波。よく見ると波が凍って、夏に人気の飲み物フローズンのような状態に。
素材感のある波がつくるバレルは我々の常識を逸し、不思議な感覚に襲われます。波の高さは大きいところで2~3フィートほど、サーフィンでいうと胸肩たまに頭ほどのサイズ。現地は最高気温-7℃という低温で風は強く波は逆巻きだったとのこと。(海水が凍る温度は塩分濃度によって異なるが、平均的な海水の塩分濃度で-5℃程度。)
そのような気候条件のもとフローズンドリンクマシンで撹拌されたかのように海水がフローズン状に凍ってしまったのでしょうか。地元の漁師もこのような光景を目の当たりにしたことがないと話しているそうで、いかに珍しい現象だったかがよくわかります。
「フローズンバレル」が生み出された真相はまだ明かされていませんが、神秘的な光景には目を奪われるばかりですね。
フローズンと言えば「アナと雪の女王」の世界ですね。神秘的なフローズンバレルでサーフィンをしたら、”ありのままの”自分を取り戻せるかもしれません。笑
●サムネイル出典:Flickr – @jdnphotography
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この記事を書いたライター
Jay
20代♂。OAKLEYのアイウェアをコレクト中。最近のイチオシアーティストはKendrick Lamarと水曜日のカンパネラ。