ジョンジョン・フローレンスが2021年WSLツアー最終2大会の辞退についてコメント

ライター: Miki

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「パイプマスターズに間に合うように競技に復帰したい」

ジョン・ジョン・フローレンスは、オリンピックに向けて準備を整えてきたが、膝の手術からの回復に専念するため、これからメキシコで8月10日より開催されるCT第7戦『Corona Open Mexico presented by Quiksilver』と、タヒチチョープーで開催されるCT第8戦『Outerknown Tahiti Pro』の出場辞退を発表した。

「これは本当に難しい決断だったが、膝の手術が100%治ったわけではないし、今後の健康や目標のために正しいことをしたいと思っている。東京オリンピックでサーフィンをする機会は一生に一度のものだし、リスクを負っても構わないと思っていた。しかし、今年の残りの期間を見て、医療チームと話し合った結果、今後60日間、理学療法を続けることが最善のステップだと考えている。長期的に見て、競技に参加したり、自分の好きなようにサーフィンしたりすることを妨げるものが何もないことをしっかり確認したいと思っている。」とジョンジョンはコメント。ジョンジョンは今年の冬に開催されるハワイ・パイプマスターズに間に合うように競技に復帰したいと考えていると言う。

「メキシコやタヒチのパワフルな波は、膝が100%の状態であってもリスクが高い」

オリンピックのRound3に進出したジョンジョンは、同じアメリカのチームメイトであるコロヘ・アンディーノに敗れた。大会期間中、ジョンジョンはメキシコとタヒチへの出場を辞退しようと考えていたことを明かした。「手術で修復したが回復ではなくリハビリの結果、オリンピックに出場するには問題ないと考えていた。しかし、メキシコやタヒチのような波は非常にパワフルで100%健康な膝であってもリスクが高く、もし膝の状態が90%だったらリスクはもっと高くなるから、それらを考慮した上での決断だった。」ジョンジョンは、今年5月に”Boost Mobile Margaret River Pro presented by Corona”Round16のヒート中、左膝を負傷。その直後、損傷を修復する為の手術を受けた。

Roud4のエンドセクションで左膝を負傷した時の映像

 

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怪我をした当初から、ジョンジョンはオリンピック出場には間に合うようにサーフィンに戻ることを目標にしていた。そしてオリンピック出場を果たした今、ハワイに戻った彼はこれから数ヶ月間、リハビリと回復を続け2022年の世界タイトルレースで全力を尽くす為、完全な形で復帰したいと考えている。

完全な状態のジョンジョン・フローレンスをパイプマスターズで観れることを祈っています。こちらは怪我をする直前のジョンジョン・フローレンス@マーガレット・リバーでのパフェクト10pt。

参考記事 https://www.worldsurfleague.com

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この記事を書いたライター

Miki

元外資系客室乗務員、中東に住みながら世界50カ国以上飛び回る生活を送る中、バリでサーフィンに出会い人生激変。海の近くに住み毎日サーフィンが出来る環境を求めて現在はオーストラリアに住んでいます。
・Instagram→ @eatmore.gelato