カリッサ・ムーアが牧之原の人達へ日本語スピーチ WSL/志田デイリー

ライター: Miki

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カリッサ・ムーアが牧之原の人達へ日本語スピーチ WSL/志田デイリー
WSL / CAIT MIERS

WSLより配信されたサーフィンオリンピック競技に関するWSLデイリーニュース『The Shida Daily (志田デイリー)』第2回目の内容を翻訳してお届け致します。

第1回記事:サーファー達が初めて世界トップアスリート達と肩を並べて歩く!WSL/The Shida Daily

【Index】
1.カリッサ・ムーア、再びエアーに挑戦
2.カリッサ・ムーア、牧之原の人達へ感謝のスピーチ
3.ジュリアン・ウィルソン、東京への道のりを語る
4.タティアナ・ウェストン・ウェブの日本での初セッション
5.ジョン・ジョン・フローレンス、アメリカのニュースチャンネルESPNでの取材
6.イタロ・フェレイラ、80年代の雰囲気を醸し出したクイーバー
7.ラムジ・ブキアム、オリンピック村に到着
8.オリンピック サーフジャッジの基礎知識

7/23の2020年オリンピック東京大会の開会式を数日後に控え、日本のサーフシーンは本格的に動き出した。ジュリアン・ウィルソンをはじめとするオーストラリア勢は志田に向い、また、カリッサ・ムーアは、地元の人たちに日本のスピーチを披露した。さらに、イタロ・フェレイラがオリンピックで使用する道具を一足先に公開した。

1.カリッサ・ムーア、再びエアーに挑戦

先日、WSLの試合でエアーを披露したカリッサ・ムーアが、日本での準備の一環として再びエアーの練習に取り組んでいる。
エアーは志田下のコンディションに関わらず、大会での勝利の鍵となる。リップの上での動きを更に進化させたカリッサは競技開始までの待機時間を数日後に控え、強い自信を持っているに違いない。

静波サーフスタジアムでのUSAチーム公開練習で魅せたカリッサ・ムーアのエアー

 

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2.カリッサ・ムーア、牧之原の人達へ感謝のスピーチ

カリッサは、高校時代に習い始めた日本語を使って、地元のファンに感謝の気持ちを伝えるスピーチを行った。流暢な日本語を披露した後にはサプライズでハワイから持ってきたプレゼントを手渡し、牧之原の地元の人々へのおもてなしに敬意を表した。100年前にデューク・カハナモクがオリンピックに出場したように、彼女はハワイからやってきた真のアロハ大使なのだ。

 

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3.ジュリアン・ウィルソン、東京への道のりを語る

ジュリアン・ウィルソンは東京でのメダル獲得に向け、オリンピック以外のサーフィンの試合の出場を控えるなど東京五輪に全力を注いできた。チーム・オーストラリアのサーファーである彼は、オリンピックに向けた準備の一部を紹介する新しい映像を公開した。

このビデオでは、ジュリアン・ウィルソンの子供達が、手のひらに緑色のペイントをしてボードをデコレーションする様子が映されている。ジュリアンは最近、家族の大切さを語っていたが、今回の映像は、彼のような優れたアスリートのモチベーションを高めるものであり、感動的なものになっている。

4.タティアナ・ウェストン・ウェブの日本での初セッション

チーム・ブラジルは、イタロ・フェレイラとガブリエル・メディナ、そしてタティアナ・ウェストン・ウェブとシルヴァナ・リマという強力な組み合わせで、東京に向けて最強のチームになっている。タティアナは東京に到着後、小さくて綺麗な小さな波で初セッションを行った。

 

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5.ジョン・ジョン・フローレンス、アメリカのニュースチャンネルESPNでの取材

体操界のスーパースター、シモーネ・バイルズと世界チャンピオンのジョン・ジョン・フローレンスは、7月20日のESPNのマルチメディア取材に登場し、その才能の裏にある技術を紹介した。ジョンジョンの場合はバックフリップ。彼はESPNの取材に対し、バックフリップを披露できるのは「ヒートの最後の数秒、大量のスコアが必要なときか、リードしていてビッグトリックを試す余裕があるときのどちらかだろうね」と語っている。

 

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6.イタロ・フェレイラ、80年代の雰囲気を醸し出したクイーバー

サンクレメンテを拠点とするシェイパー、ティミー・パターソンは、これまで世界チャンピオンのイタロ・フェレイラと仕事をしてきた。ティミーはイタロがオリンピックボードのコレクションに加えているシンセティック84年モデルをどう楽しんでいるかを説明した。

「80年代のクラシックデザインを彷彿とさせるビークドノーズが特徴のこのボードは、現代的なカーブ、輪郭、ロッカーを備えている。イタロが最初にこのボードを試した時、ブラジルの彼の仲間は、彼はこのようなボードは気に入らないと言った。それでも、イタロのオーダーに1本入れてみたら彼はそれを気に入ってくれ、それ以来、極小のビーチブレイクでも通用するボードを開発してきた」と話している。


WSL / TIMMY PATTERSON SURFBOARDS

7.ラムジ・ブキアム、オリンピック村に到着

モロッコ出身のラムジ・ブキアムが、選手村に到着し、海でのウォーミングアップの様子を撮影した。ブキアム選手は、QSシリーズの中で最も鋭いバックハンドを持っており、本大会では力を発揮する可能性がある。彼は志田での最初のヒートで、ジョンジョン、オーウェン・ライト、マニュエル・セルマンと対戦する予定だ。

 

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8.オリンピック サーフジャッジの基礎知識

チャンピオンになる為には、言うまでもなくジャッジ基準を抑える事が必要だ。サーフィンの場合は、スピード、パワー、フローというシンプルな3つの要素があるが、これらはその日の海のコンディションに合わせて調整された審査基準を背景に設定されている。

この3つの大きなポイント以外にも、「コミットメント(積極性)と難易度」「斬新で先進的なマニューバ」「メジャーマニューバの組み合わせ」「マニューバの多様性」を審査員は考慮する。

マニューバといえば、大きく分けて3つのカテゴリーがある。ターン、バレル、エアー。サーファーが波の最もクリティカルな部分でマニューバーを行い、ターン、エア、バレルライドを組み合わせれば、緩やかな波の部分で同じマニューバーのバリエーションをいくつか行った選手よりも高いスコアが得ることができる。


WSL / TIM HAIN



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この記事を書いたライター

Miki

元外資系客室乗務員、中東に住みながら世界50カ国以上飛び回る生活を送る中、バリでサーフィンに出会い人生激変。海の近くに住み毎日サーフィンが出来る環境を求めて現在はオーストラリアに住んでいます。
・Instagram→ @eatmore.gelato