ケフ・バトラーがNZ先住民マオリ族の独自カルチャーに触れるサーフクリップ “Made In Aotearoa”
ライター: shinji_dog
ニュージーランドは北島と南島の2つに分かれている国で、15,000km(世界9位の海岸線の長さ)にも及ぶ長い海岸線には、大自然の中でワールドクラスの波がブレイクする。そんな自然や海との繋がりが強いカルチャーを持つ国で生まれ育った、北島マウント・マウンガヌイ出身のケフ・バトラー(Kehu Butler)の最新クリップがレッドブルからドロップされました。
今回のムービー”Made in Aotearoa (アオテアロアとはマオリ語でニュージーランド)” では、ニュージーランド先住民のマオリ民族であるケフ・バトラーがトラベルガイドとなり、ニュージーランド北島の波を追いかける。またその中でNZレジェンドサーファーや期待の若手アップカマー達と一緒にサーフィンをしたり、彼らの生い立ちや出会い、ケフ自身の家族やマオリ文化、ジェネレーションについて語る映像となっている。
映像でケフは以下のように語る。
「マオリ族は自分自身のストーリーを表現した、独自のタトゥーを入れるカルチャーがある。自分は尊敬する家族や親戚のストーリーを身体に刻んでいるんだ。」
ケフの父親やお爺さんはサーフィンが上手く、子供の頃からサーフィンをして育ったケフは、ニュージーランドのトップサーファーに上り詰めた。今はオーストラリアをベースにトレーニングを積んでいて、近い将来WSLワールドサーフィンリーグに参戦する為、コロナ次第ではあるが、世界中で行われるWQSクオリファイシリーズを回る予定となっている。
以前にニュージーランド人で初めてWSLに2001年にクオリファイしたMaz Quinn(マズ・クイン)が、ニュージーランドで主催したキング・オブザ・グロム2009でケフが優勝。マズ・クインがクイックシルバーのスポンサーにならないかとケフに尋ねると、その頃のスポンサーという意味がわからなく、「スポンサーという意味がわからないからお父さんに聞いてみる。」とマズに伝えたそう。笑
映像ではWQSを一緒に回っている、ウエストコーストのピハというパワフルなビーチブレイクを拠点とするローカルサーファー、エリオット・パエラタもこの映像にも出演。
またケフが尊敬するお爺さんは昔、「オーストラリアのキラビーチで6−8ftの波でワイプアウトした時に、目にサーフボードが突き刺さり片目を失明した」と、笑いながら語る。とても偉大でパワフルなお爺さんだ。
ニュージーランドは小さな国で人口も少ないが、素晴らしい自然とサーファー達で溢れている国なのです。詳細は以下。動画貼り付け不可の為、以下レッドブルサイトよりご覧下さい。
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この記事を書いたライター
shinji_dog
オーストラリア、インドネシア、フィジーを旅をし、ニュージーランド北島にあるマウントマウンガヌイに移住する。永住権を取得しサーフィンライフを通してここマウントマウンガヌイをベースにニュージーランドの魅力を伝えていけたらと思います。 ニュージーランドでの日常をこちらインスタグラムにアップしていますので 是非フォロー宜しくお願い致します!!→@shinji_dog