2024年パリ五輪サーフィン会場は本会場から1.5万km離れたタヒチのチョープーに!IOCが承認
ライター: SurfingKids
The world renowned Teahupo’o, Tahiti. Photo: WSL / Kirstin
日本5個分、異例の分散開催!それでも楽しみなチョープーのモンスターウェイブ
2024年フランス・パリオリンピックの追加種目にほぼ決定しているサーフィン競技。昨年12月にそのサーフィン会場は、リーフブレイクでチュービーなビッグウェイブポイントであるタヒチのチョープーがパリ五輪大会組織委員会に選ばれていたが今回、IOC国際オリンピック委員会に正式承認された。
タヒチは2024年パリ五輪のサーフィンは本会場から約15,000km離れた地球の裏側となり、異例の分散開催となる(日本の国土の長さは北東から南北に約3,000kmで、なんと日本5個分の距離!笑)。
フランスからは程遠い、フランス領ポリネシアで最も大きな島タヒチ チョープー
「一度そのウネリがヒットすれば、世界最高峰で戦うプロサーファー達でさえ「恐ろしい」と口を揃える、圧倒的な水量のモンスターバレルが牙を剥く。抜ければ天国、捕まれば地獄。2014年のビラボンプロ・タヒチではジョーディ・スミスが「人生最悪だった」と振り返るワイプアウトを経験しているし、タヒチのローカルヒーロー、ミシェル・ボーレズは今年、フリーサーフィン中にリーフに左手を骨折する大怪我を負っている(ちなみにミシェルの弟ケヴィンも2014年のビラボンプロ・タヒチのトライアルラウンドで頭蓋骨骨折の重傷で病院送りになった…)。チョープー関連記事:ミシェル・ボーレズの「チョープー」でサーフィンするためのコツ6点 より。」
競技中、選手村となるモジュラーハウスを一時的に作るが、タヒチの自然環境への影響を最小限に抑える為、競技後に取り壊される。
国際サーフィン連盟(ISA)フェルナンド・アギーレ会長は「地元住民のニーズを尊重しつつ、会場周辺の持続可能性と海洋保全を確保し、島の美しい環境を維持することに全力を尽くします。大会は、経済、社会、環境の観点を考慮してサステナビリティに取り組む」とコメント。社会経済、地元住民、地球環境にも配慮された上、まさにモンスターウェイブでのエクストリームスポーツとなる2024年サーフィン競技の開催。今からとても楽しみですね!
チョープー関連記事:「サックアウト」とは何かがよくわかるチョープーでの最悪ワイプアウト
"Catch The Funwave!" - WAVAL(ウェイバル)
「いいね!」してSNSでサーフィン情報をチェック >>
この記事を書いたライター
SurfingKids
AD Agentを経て独立。紆余曲折ありつつも、現在は会社経営をしながら投資家として活動。コンテストサーフィン観戦が趣味の1つです。
- 関連するタグ:
- チョープー