ガブリエル・メディーナがパイプマスターズ初優勝!2回目のワールドチャンピオンに!五十嵐カノアはWクオリファイが決定!
ライター: SurfingKids
ファイナルで深い位置からロングウォールチューブを決めるガブリエル・メディーナ
ガブリエル・メディーナが完全優勝!
ハワイ オアフ島ノースショアのパイプラインで開催されたメンズCT最終戦 Billabong Pipe Masters(ビラボン・パイプ・マスターズ)ファイナルデイ。ガブリエル・メディーナが毎ヒート エクセレントライドを叩き出し圧倒的なサーフィンでパイプマスターズ初優勝、2回目のワールドタタイトルを獲得した!
セミファナルに進んだ時点でメディーナにワールドタイトルは決定し、ファイナルは本日までタイトル争いを行なっていたジュリアン・ウィルソンとの運命的なマッチメイク。メディーナはかつての屈辱を晴らし、見事に完全優勝でワールドタイトルを勝ち取った。(2014年にメディーナが初のワールドタイトルを獲った時のファイナルもジュリアン。ブザービーターで最後大逆転されジュリアンが優勝している。関連記事:ガブリエル・メディーナが史上最年少20才でASPワールドチャンピオンに!そしてブラジリアン初の快挙)
ジュリアンが中盤、ダブルバレル8.77Pで逆転した場面も半端なかったですね。その後すかさずメディーナがディープバレル8.77Pをメイクして逆転。9.57Pでダメ押して優勝した。
ガブリエル・メディーナ優勝コメント「この特別な場所であるパイプラインで勝てて、そして歴史の一部になれてストークしているよ。パイプマスターになるための努力が実って最高だ。ジュリアンはとても厳しい相手で、ファイナルはフリーサーフィンのようでどっちがいいサーフィンするかを競うような戦いだった。2014年はパイプマスターは獲れなかったけど、今回は獲れて最高の気分だよ。」
本大会、メディーナ は追い詰められてもポテンシャルのある波は逃さず、プライオリティーを使って相手を翻弄するなど、サーフスキルだけでなく、メンタルやコンペスキルもずば抜けたものがあった。
・ファイナルの映像
『ケリー・スレーター』コメント&9.93P
来年が現役最後の年になるかもしれないケリー・スレーターの試合後のコメント「昨日今日も波良くて凄かったし素晴らしいコンテストになったね。1年半怪我でフル出場できなかったけど、休んで体の調子やボードを整えて、みんなのサーフィンも確認して、充実した年になったよ。来年はいい感じで頑張れるよ。」(昨日のケリー:『神業も披露した絶好調ケリー・スレーター』世界タイトルがかかるフィリペを破りネクストラウンドへ)
・本日のケリー・スレーター9.93P
There is a reason he is the 🐐… @kellyslater gets a 9.93! #BillabongPipeMasters #VTCS @billabong1973 @vanssurf pic.twitter.com/ecVk0QgPBA
— World Surf League (@wsl) 2018年12月17日
五十嵐カノアがダブルクオリファイ
五十嵐カノアは毎年順位を上げ、CTツアー3年目にしてQSランキング1位、CTランキングも10位と見事にダブルクオリファイ。素晴らしい結果をしっかり出している。
最終ランキングと来年のクオリファイは以下の通り。CT上位22位とQS上位10位までにCT資格が得られるが、ダブルクオリファイによる繰上げもあり、QS13位のジャック・フリーストーンまでが来年のクオリファイ選手となる。
・CT最終ランキング22位
・QS最終ランキング
今回ワールドタイトルとパイプマスターはガブリエル・メディーナ、トリプルクラウンはジェシー・メンデスと今回全てのタイトルがブラジリアンという結果に。来年もブラジリアンストームは引き続き、これからガブリエル・メディーナ時代が到来しそうです。次はジャパニーズストームでしょうか!?
ファイナルデイのダイジェストムービー
本日のハイライト映像やトリプルクラウンランクについては:
billabongpipemasters2018/
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この記事を書いたライター
SurfingKids
AD Agentを経て独立。紆余曲折ありつつも、現在は会社経営をしながら投資家として活動。コンテストサーフィン観戦が趣味の1つです。