『フィリペ・トレドが出場停止処分に』WCT2017第4戦オイ・リオ・プロ
ライター: SurfingKids
フィリペ・トレドが犯したインターフェア
ブラジル リオデジャネイロのサクアレマで開催されているWCT第4戦Oi・Rio・Pro(オイ・リオ・プロ)。メンズRound3でカノア五十嵐が地元ブラジルの強豪フィリペ・トレドを破っている。(関連記事:カノア五十嵐がフィリペを破る!ヤゴ・ドラがジョンジョンを破る展開に!WCT2017第4戦オイ・リオ・プロ)
その際にフィリペ・トレドはカノア五十嵐に対して序盤、インターフェアを犯した。地元開催ということもあり熱くなったのか、フィリペ・トレドは試合後にジャッジ本部に駆け寄り抗議。これによりWSLはフィリペに対し、次のフィジープロ2017の出場停止を決定したのだ。
インターフェアの場面はこちら▶︎
Non-priority interference has been called on @toledo_filipe. His 2nd highest score will be cut in half. #OiRioPro https://t.co/UvAzNCgHY0 pic.twitter.com/bxEZChO5vO
— World Surf League (@wsl) 2017年5月13日
今回は試合開始直後、1本目の波ということで先に波に乗った方に優先権が付く場面。波のピークから先にカノアがテイクオフをしたとジャッジされフィリペにインターフェアが言い渡された。
試合でのミスは仕方ないにしてもジャッジに詰め寄るのはプロとしてよろしくはない。本人も出場停止処分については真摯に受け止め反省している。
「僕は情熱的でサーフィンは自分の人生そのもの。試合中にインタフェアをコールされ動揺し、ヒート後の熱くなった自分の行動に今は反省している。 ファン、スポンサー、メディアとWSLに謝罪し、また責任をとり出場停止処分を受け入れます。次のフィジーイベントに出れないのは残念だけど、ジェフリーズベイで成長し復活することを楽しみにしています。」とフィリペはコメントした。
トップアスリートであり続けるにはスキルだけでなく人間性も必要となる。自分だけの力ではなく、スポンサーやサポートしてくれている周りの人達おかげでWCTという舞台に立てている、常にそのような責任と自覚を持って行動すべきであろう。このペナルティーによりフィリペはまたあらゆる面で成長して戻って来るに違いない。
記事参照元:
www.worldsurfleague.com/events/2017/
www.worldsurfleague.com/posts/254073/filipe-toledo
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この記事を書いたライター
SurfingKids
AD Agentを経て独立。紆余曲折ありつつも、現在は会社経営をしながら投資家として活動。コンテストサーフィン観戦が趣味の1つです。