19歳ルーキー”五十嵐カノア”準優勝!ビラボンパイプマスターズ2016
ライター: SurfingKids
Kanoa Igarashi Phot by WSL/tony heff
ハワイ ノースショアパイプラインで開催された今年を締めくくるWCT最終戦BILLABONG PIPE MASTERS 2016(ビラボンパイプマスターズ)。本日のコンテスト最終日で、昨日から絶好調の19歳ルーキー五十嵐カノアがなんと準優勝となった!(昨日大会2日目:五十嵐カノア残り1:40から大逆転勝利!逆転のライディング動画)
優勝はタヒチのミッシェル・ボレーズ、トリプルクラウンは2016ワールドチャンピオンのジョンジョン・フローレンスが獲得した。
・Round4
なんとツアートップサーファーの2人、ジョディ・スミスとケリー・スレーターを敗る。
・クオーターファイナル
ジョディ・スミスも絶好調!しかしカノアは劣勢でプレッシャーのかかる中でも僅かなチャンスを逃さない凄まじい集中力を発揮し、ほぼパーフェクトの9.93ptライドとバックアップスコアで大逆転勝利。
緊張感のある場でかなり長いロングバレルをディープに攻めて見事コンプリート!本当に長く感じられるバレルで、ライブで観ていた方は思わず声が出てしまったのではないだろうか…鳥肌もののエクセレントライディング9.93pt動画は以下よりどうぞ。
・この9.93ptにカノアのクイックシルバーチームも大盛り上がり。
・セミファイナル
優位に進めていたケリース・レーターに、最後に僅差で大逆転。
・ファイナル
ジョンジョン・フローレンスを破ったタヒチのミッシェル・ボレーズとファイナルで対戦。セットを待ち続けるも、この日1番のプアーコンディションとなり準優勝となる。
またカノアはQS,CTダブルクオリファイとなり同じクイックシルバーチームのEZEKIEL・LAU(イズキール・ラウ)の念願のCTクオリファイも決定した。
19歳ルーキー『五十嵐カノア』の底知れないポテンシャル…日本人も世界で戦えることを証明してくれた。来年は日本人旋風が吹き荒れる年になるのではないだろうか。ワールドチャンピオンへ向けて今後、更なる活躍を期待したい。
congrats!
・ファイナルデイのハイライト動画
Kanoa Igarashi Phot by WSL/tony heff
大会詳細は以下WSL公式ページより
http://www.worldsurfleague.com/events/2016/mct
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この記事を書いたライター
SurfingKids
AD Agentを経て独立。紆余曲折ありつつも、現在は会社経営をしながら投資家として活動。コンテストサーフィン観戦が趣味の1つです。