オリンピック【サーフィン、スケボー】追加種目に大きな1歩!一括採決決定
ライター: Mg
サーフィン、そしてスケボーが東京オリンピックで開催されるのがまた一歩、現実に近づいてきましたよ!
日本サーフィン連盟NSAは選手育成、環境整備に全力を挙げて取り組んでいくとコメント。
五輪追加種目承認 遠藤担当相「第1関門は通過したかなと」
オリンピックでサーフィンを応援する日は近い?!
2020年東京オリンピック・パラリンピック。千葉、外房の一宮が開催地として線が濃いとされているサーフィン、スケボーは、ほかの追加種目5競技18種目と共に一括採決をされることが6月2日IOC理事会で決まりました。
IOC国際オリンピック調整委員会で委員長を務めるコーツ副会長は「承認されなかったら(その方が)驚きだ」と、決定に問題がないことを示しています。
■5種目が一体となって追加される理由
1種目ごとに審議された場合反対意見が出やすくなる可能性を止めるための策。断りづらくさせている。ですからIOCはその5種目の一括提案という戦略で、追加種目決定に向け積極的に勝ちにいく向きを見せているのです。
決定を決める総会は8月に行われます。
●5競技18種目について▶【サーフィン】オリンピック候補地として千葉「可能性高い」とIOC副会長
サーフィン。スケボー。選ばれた決め手は「国際的な普及度」「競技人口」「若者への人気」
サーフィンは現実問題、まだまだサーファー以外の日本人からは注目されているスポーツと言い難い部分がありました。
これまでの歴史にもなく、サーフィンが候補に新たに追加されたことを後押ししているのは、オリンピックのスノーボードにおいて観客動員、テレビ視聴率の高さが証明され、いわゆる「ヨコノリ」が持っているポテンシャルの高さが注目されたことも一因となっていました。
日本初のウェーブプール構想、またアメブロで知られる日本最大規模のインターネット事業会社サイバーエージェントが、日本初の24時間放送のインターネットTVに「ヨコノリチャンネル」というサーフィン、スノーボード、スケートに特化した番組を投入してきていることなどでも時代の変わり目を少しずつ、でも確実に感じ取れます。
この話題になると何度も繰り返される「若者」というキーワードがあります。
悲しくも、自然の大災害で世界に名前が出ることが多かった日本。今度の東京オリンピックはそうした意味で「復興五輪」という言い方もされます。
サーファーも若者も中心になって盛り上がり、日本は元気だといったメッセージを世界に発する事ができる、2020年にはそんな日本になっているといいですね。東京オリンピックはそうした舞台となり得ます。東日本大震災、熊本・大分大震災など、痛ましい大きな自然災害で苦しい思いをされた方が多くいらっしゃいましたし、被災された方々の苦悩は現在も続いています。
いまだに大変な地域が早期に元に戻り、2020年にはその地から、元気だよという声が発信されることが出来るようになればと願います。
サーフィン。スケボー。描く未来予想図
現在ですとサーフィンの大会を観ているのはほとんどはサーファーでしょう。これが今では当たり前かもしれませんが、たとえばこれが野球やサッカーの場合、そのスポーツをしていない人も純粋に競技だけを観て楽しんでいますよね。
となるとオリンピックがこのまま決定しサーフィンがお茶の間で一般的なスポーツの仲間入りを果たしたとなった場合、お父さんが居間でビール片手に「おぉ~い、ケリーいいぞ、今のアクション!」などとほろ酔いで拍手をしてたりする日が…来ないかもしれませんが、でもそのくらいになるとおもしろいですね。
そして私たちはサーフィンを身近な物にすべく、情報をシンプルにしてサーフカルチャーを広めることを目標にサーフィンの魅力をずっと発信し続けます。
まだ決定ではないので油断なりませんが、ぜひ競技開催が決まるよう応援していきましょう!
第一関門は通過したのかなと、大変うれしく思っている。5競技一体の追加で大変希望が湧いてきた、と笑顔で話す遠藤五輪担当相。 五輪追加種目承認 遠藤担当相「第1関門は通過したかなと」
"Catch The Funwave!" - WAVAL(ウェイバル)
「いいね!」してSNSでサーフィン情報をチェック >>
この記事を書いたライター
Mg
海の街に暮らしています。 海をベースに、人と自然の交わるところで日常がより良くなるような情報を発信していきます。