タジ・バロウがワールドツアー引退を発表!その引退理由とは
ライター: SurfingKids
ワールドツアーサーファーのタジ・バロウ(Taj Burrow)(37歳)が今年でWCT(ワールド・チャンピオンシップ・ツアー)からの引退を発表。厳密には次のブラジルプロは欠場し、またその次の6月にある5戦目のフィジープロを最後に引退。WCTには去年まで丸18年目続けており、19年目での引退となります。(タジ・バロウ関連記事:タジ・バロウとマーク・マシューズが挑んだ命がけの撮影スタイル)
タジ・バロウのWCTキャリア
【タジ・バロウ年間WCTランキング】
2015: 16th
2014: 9th
2013: 5th
2012: 6th
2011: 4th
2010: 4th
2009: 4th
2008: 3rd
2007: 2nd
2006: 4th
2005: 7th
2004: 6th
2003: 3rd
2002: 4th
2001: 35th
2000: 6th
1999: 2nd
1998: 12th
20歳からツアーコンペティターとして活躍。WCTイベントにおいて11回の優勝を果たし、年間ワールドランキングでも上位に何度も顔を出す常連で、まさに無冠の帝王。いつワールドタイトルを獲ってもおかしく無い状況でした。
大きな引退理由は2つ。1つは昨年に産まれた娘とできる限り多くの時間を過ごしたいということ。1年中世界を回り続けるワールドツアーサーファーはなかなか家庭の時間が持ちにくいのです。ケリー・スレーターも娘と一緒にいる時間は少ないといいます。
もう1つの理由はハングリー精神がなくなったため、よりハングリー精神旺盛なヤングサーファーに託すということ。長い期間、気を張り続けたプロ選手が、出産というターニングポイントで世界観や優先順位が変わるというのはとても理解できることです。
プロサーファーとしては引退しないので、今後は家族との時間を作りつつも、サーフムービー撮影で世界中にトリップでまわったり、新たな動きも展開していくそう。家族を大切にする姿勢を応援したいですし、タジの今後の新たな活躍も楽しみですね!
タジ・バロウ特集動画
出典・記事参照元:
http://www.worldsurfleague.com
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この記事を書いたライター
SurfingKids
AD Agentを経て独立。紆余曲折ありつつも、現在は会社経営をしながら投資家として活動。コンテストサーフィン観戦が趣味の1つです。
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