あまり知られていないサーフエリア！西アフリカ『セネガル』の波とは

アフリカ大陸の西端に位置する西アフリカのセネガル共和国は大西洋に面していることもありサーフィン可能なことは昔から知られているものの、あまりサーフィン情報がありません。1964年の伝説的サーフムービー「エンドレス・サマー」ではすでに撮影地となっており波質の良さは広く知れ渡っているのです。

今回の撮影拠点は、首都ダカールに位置するサーファーズ・パラダイスとも呼ばれるオマール・セネガル・サーフキャンプ。セネガルにサーフキャンプがあるというのもあまり知られてはいなかったこと。ただ情報が少なかっただけでサーフカルチャーは着実に根付いています。

波はとても良さそうです！

サーフキャンプがあるということで、比較的安全かと思われるかもしれませんが、政情については不透明でエリアによっては外務省から渡航中止勧告が出ています。また、周辺国のギニア、リベリア、シエラレオネでは近年、極めて致死率の高いエボラ出血熱も流行しており、気楽にサーフトリップに出掛けることはできないのかもしれません。

このかなり前からサーファーの楽園として知られているセネガル。ただここ最近は国民に少しづつサーフィンが広がり始めています。2015年時点でサーフ­ィンスクールが首都ダカールに8校も開校されており、サーフィン大会にも実施しているようです。まだ外国人の参加の方が多いようですが。

セネガルサーフィン界のパイオニアオマール・セイはセネガル人で初のプロサーファー。今はサーフィンスクールを開講し若者に指導しています。

波は確かに良い！サーフィンがセネガルで大衆化する日も近いのか！？

今の課題はサーフィンにかかるお金で、サーフボードは月の最低賃金の3倍と高額。またセネガル人は泳ぐのが苦手な人が多いようで、まずは水泳から…とのことです。