【神秘的サーフムービー】まるでクラブ?ウェーブガーデンをライトで照らしたナイトサーフ
ライター: Jay
波をキャッチし、自身のスキルを追い求め、最高のパフォーマンスを発揮する。これだけに留まらないのがサーフィンの面白いところ。サーフィンにより拡がる人間関係、仲間の時間、グルメ、サーフトリップなどなど楽しみの要素を取り上げたらキリがありません。
中でも最も気分を高揚させてくれる「環境」。スカイブルーやエメラルドグリーンの鮮やかなブレイクは心まで晴れやかになりますし、ビッグウェーバーにとっては台風ウネリや身がすくむようなビッグウェーブスポットに武者震いするでしょう。さすらいのフリーサーファーであれば世界中の海を転々とすることに生きがいを感じているのではないでしょうか。
そして新たな「環境」を生み出そうと、スペインでとある実験が実施されました。なんとウェーブガーデンでナイトサーフを試みるというもの。それもただのナイトサーフではなく水中にセットされた照明から発せられる色とりどりのライティングによって、まるでクラブにいるかのような感覚を味わえる鮮やかな演出。今回、元ヨーロッパサーフィンチャンピオンのヴィンセント・デヴィニャックや、ビッグウェイバーのナチョ・ゴンザレスなどが参加しています。
ナイトサーフ自体は新たなカテゴリではありませんが、ウェーブガーデンという安定してサーフィンできる環境で、このような演出を満喫できるというのは、既成概念を取り払った新たな楽しみを感じることができます。
2015 Video Test Series – Nº1 Night Surfing at Wavegarden from wavegarden on Vimeo.
この試みが本格的にサービス化し各地で普及していけば、普段中々海まで遠出できない方や日中に時間がとれない方にとっても、よりサーフィンが身近になることでしょう。また、「これを機にサーフィンをはじめたい!」という声が上がり、サーフィンというスポーツの裾野が拡がれば競技自体が発展していくことも充分に考えられます。サーフィンの普及、またサーフィンがいつかオリンピック競技になる際はこのような技術はマストでしょう。
夢見心地のハイテクな演出が、サーフィンの未来をより豊かにしてくれるかもしれませんね。
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この記事を書いたライター
Jay
20代♂。OAKLEYのアイウェアをコレクト中。最近のイチオシアーティストはKendrick Lamarと水曜日のカンパネラ。