チリでサーファー死亡、漁船との衝突が議論呼ぶ

2月24日、チリ中部の小さなサーフスポットで悲劇が起こった。サーファーでありインフルエンサーでもあった女性、ジャビエラ・オルティスさん（34歳）が海にいたところ、岸へ向かって猛スピードで進んできた漁船に衝突され、命を落とした。この事故の映像は現在SNS上で拡散されており、一見するとショッキングな内容には見えないものの、オルティスさんが船に衝突される瞬間が映し出されており、その後彼女は命を落とした。

・事故動画は以下から閲覧可能だが、閲覧注意となります。

この事件はまた、サーファーと漁船をめぐる議論にも火をつけた。 地元漁業組合のパルミラ・バスティアス会長のコメント：
「サーファーはとても頑固なんです。漁船は周囲を回り合図を出して注意を促しているのに、彼らは全て無視をする。波を見つけると、船が岸に向かっていても気にせず乗ってしまうんです..。今回の事故では、漁師は何も見えていませんでした。運転中の漁師は、水中にいる人を視認することは不可能。しかし、サーファーは自分たちよりはるかに大きな漁船を目視できるはずなのに、それでも何も気にしないのです。」

リンコナーダ・デ・タウク・サーフクラブの声明：
「深い悲しみとともにお知らせします。本日、コベケクラのリンコナーダ・デ・タウク海岸で、サーファーが事故により亡くなりました。サーフィンコミュニティや地元の人々は、この悲しい出来事に深く哀悼の意を表しています。 記録によると、サーファーはボートに衝突され、それが原因で命を落としました。現在、当局が事故の詳しい状況を調査し、責任の所在を明らかにするとともに、今後同様の事故を防ぐための対策を検討しています。」

亡くなったオルティスさんはチリ出身のサーファーであり、編み物を愛する方でした。彼女はSNSで6万3千人以上のフォロワーを持つ人気のある人物でした。報道によると、事故の直後には結婚式を控えていたとのことです。

＊外部リンク

いずれにせよ、オルティス氏の死は痛ましいものであり、回避できた可能性のある悲劇だった。ハビエラ・オルティスよ、安らかに眠れ。