コナーとカノアが直接対決!CT最終戦フィジープロがクラウドブレイクで開幕

ライター: WAVAL

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Connor O’Leary Photo by Matt Dunbar


・メディーナとヤゴ・ドラがファイナル5への望みを繋ぎラウンドアップ
・ジョンジョン・フローレンスとケイトリン・シマーズがWSLファイナルのトップシードを獲得
・コラピントとマークスがWSLファイナル5進出を決める
・ジョディ・スミスが初戦敗退し、ファイナル5出場レースから脱落


クラウドブレイク、フィジー(2024年8月22日木曜日) – ワールド・サーフ・リーグ(WSL)2024チャンピオンシップ・ツアー(CT)の第9戦、「Corona Fiji Pro Presented by Bonsoy」が開幕。メンズとウィメンズのオープニングラウンド、そしてメンズのエリミネーションラウンドに出場した選手たちは、世界最高のレフトハンダーの1つであるクラウドブレイクのクリーンな4~6フィートの波でショーを繰り広げた。

・現在のCTランキング。この最終戦でファイナル5入りが決定する。勢いのあるガブリエルとヤゴ・ドラ、4位と5位のイタロとイーサンの結果に注目!

コナーとカノアが敗者復活戦で対決

共にオープニングラウンドを落とし、日本人対決となった敗者復活ラウンド。序盤カノアがリードするが、後半、コナーがワイドなチューブからうまく抜け出し逆転。カノアは何度もチューブにトライするが抜けれない。ニード6.53、カノアは残り1分でミドルの波を見つけるがチューブにはならず、3ターンで5.17と届かず。コナーが勝利しラウンドオブ16に進出した。

メディーナとドラがファイナル5への望みをつなぐ活躍を見せる

タヒチ・オリンピックで銅メダルを獲得したばかりの3度の世界チャンピオン、ガブリエル・メディーナ(ブラジル)が、クラウドブレイクの大会1日目で会場を席巻した。17.67の2ウェイブ・トータルを記録し、その中には9.17の超ディープなロングチューブライドも含まれていた。現在ランキング8位のメディーナは、このイベントで大きな結果を残す必要がある。Lexus WSLファイナルに残されている席は残り3つのみとなる。

メディーナ「ああ、楽しいヒートだったよ。波がちょうど僕のところに来たんだ。サーフィンをしているだけで気分が良かったよ。」

ヤゴ・ドラ(ブラジル)は、エリミネーションラウンドで、クラウドブレイクのスペシャリストであり、イベントワイルドカードのケリー・スレーター(アメリカ)に挑むという厳しい戦いを強いられた。フィジーで4度の優勝経験を持つスレーター。それに対しドラは、ラインナップのリズムを掴み、パーフェクトなセットの波に何本も乗り、イベントで最も高いシングルウェイブスコア9.33を含む16.83を獲得した。

ヤゴ・ドラ「以前は勉強中だったけど、今は本当に良い完成されたサーファーに成長したと感じている。クラウドブレイクでケリーを倒すなんて、こんなことが起こるなんて思ってもみなかったからね。」


Kelly Slater Photo by Aaron Hughes

フローレンスとシマーズがWSLファイナルのトップシードを獲得

世界No.1のジョン・ジョン・フローレンス(HAW)が、ヒート勝利を収めラウンドオブ16進出を決めた。ターンとチューブを駆使し、2ウェイブトータル 15.57というハイスコアをマーク。彼のシングルウェイブのハイエストスコア7.40は、超ロングでテクニカルなバックハンドのチューブライドによるものだった。

「今年の初めの計画は、ローワーズで第1シードで出場することだった。だから、この早い時期に勝利できて、今このイベントを楽しんで、ローワーズのことを考え始めることができるのは、とてもクールなことだね。」

ケイトリン・シマーズ(USA)は、イエローのリーダージャージを着て今日を迎え、ラウンドオブ16に勝ち進み、次のレクサスWSLファイナルの第1シードを確保する必要があった。オープニングラウンドのヒートはヤングガンでイベントワイルドカードのシエラ・カー(オーストラリア)に対し、バレルインも駆使し1位通過。この勝利により、彼女は来月開催されるトレッスルズでの第1シード権を獲得し、初のワールドタイトルを目指すことになった。しかし、現在世界ランク2位の若くて経験豊富なキャロライン・マークスの存在は不気味であり、最後に持っていかれる可能性も多いにある。

ケイトリン・シマーズ「ローワーズは超楽しい波。でも今は、そのことは全く考えないようにしている。次のヒートのことだけを考えて、楽しい波が来ることを願っています。」

コラピントとマークスがWSLファイナル5への出場権を獲得

サンクレメンテ・ローカルのグリフィン・コラピント(USA)は、今日エリミネーションラウンドを勝ち上がり、WSLファイナルズへの出場権を獲得。再びホームでワールドタイトルを争うことになった。コラピントは、フィジー・トレイル優勝者のテヴィタ・グキラウ(FJI)とのヒートで不安定なスタートを切ったが、最終的に巨大なクリティカルターンで8.17を記録し、トータル14.94でヒートを制した。

グリフィン・コラピント「全てに意味がある。僕はこのスポーツに多くのことを捧げてきたし、僕の人生はずっと、今やっていることに向かってきた。ここでの時間を楽めたし、やっと肩の荷を下ろすことができたよ。」

キャロライン・マークス(アメリカ)はこの1年間、信じられないほどの成功を収めてきた。22歳の彼女は昨年、初のCT世界タイトルを獲得し、つい数週間前にはタヒチでのオリンピックで金メダルを獲得した。マークスはファイナル5への進出を決め、来月ホームであるローワー・トレッスルズで世界選手権のトロフィーをかけて戦うことになった。

「すごい。寒気がするわ。本当に興奮しているわ。タイトルを防衛することは私の大きな目標だった。オリンピックでの金メダル獲得後、とてもハイな気分になっているけど、今年はまだやるべきことがあると感じている。だから、今年は2つの大きな目標を掲げた。ひとつは達成し、もう1つ残っている。故郷の前で再びチャンスを得られて本当に光栄だわ。」

スミス、ファイナル5進出争いが過熱する中、敗退し離脱

ファイナル5を争うほとんどの選手にとって重要な日となり、ジョーディ・スミス(RSA)以外は男子のラウンド16に進出した。CTのベテランであるスミスは、午後に移り変わるコンディションの中でリズムを掴むのに苦労し、エリミネーション・ラウンドのヒート5でイマイカラニ・デ・ボールト(HAW)に敗れた。

その日の早い段階で、トップ5サーファーのイタロ・フェレイラ(BRA)、ジャック・ロビンソン(AUS)、イーサン・ユーイング(AUS)は、オープニング・ラウンドのヒートを勝ち上がり、ラウンド16に進み、トップ5の5人全員が勝ち進んだ。

ップ5圏外のガブリエル・メディーナ(BRA)、ヤゴ・ドラ(BRA)、ジェイク・マーシャル(USA)、リオ・ワイダ(INA)、クロスビー・コラピント(USA)は、ラウンドオブ16を勝ち上がれば優勝争いに加わることができる。

Highlights from Day 1 of the Corona Fiji Pro presented by Bonsoy 2024

WSL


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