都築虹帆がエクセレント2本。韓国初のWSLイベント『シフン・コリア・オープン』QS3,000/LQS1,000が開幕

SIHEUNG, Gyeonggi-Do, South Korea©️WSL / Miers

アジア・リージョンイベントで初、ロングボードイベントで初、また韓国で初のWSLイベント

始興、京畿道、韓国 – 『シフン・コリア・オープン』ワールド・サーフ・リーグ（WSL）クオリファイング・シリーズ（QS）3,000とロングボード・クオリファイング・シリーズ（LQS）1,000の大会初日、雪が舞う中、WSLにとって初めての大イベントが開催。1ヒートで4本乗り、ベスト2本の合計ポイントで試合を競う。

朝方から雪がちらつき始め、やがて本格的な雪が降り積もり、シフン・ウェーブ・パークは冬のワンダーランドと化した。多くの選手、特にインドネシアとフィリピンの選手にとって、雪を見るのは初めてのことで、男子 インドネシアのダニー・ウィディアント（INA）もその一人だった。「韓国は初めて。寒かったし、雪を見るのも初めて。波はいいし、とても楽しいよ。」

スカイ・ブラウンの鋭いフォアハンド ©️WSL / Miers

母が日本人、父がイギリス人で宮崎県生まれのスカイ・ブラウン（Sky Brown）15歳は、ラウンドオブ32でエクセレント8.25をマークし1位通過を果たした。東京五輪スケートボード メダリストであるイギリスのスカイ・ブラウンにも注目だ。「韓国に来たのは初めてだし、美味しいものを食べたり、みんなとウェイブプールでサーフィンするのも楽しい。雪も降ったし、本当に幻想的でした。」

スカイ・ブラウン©WSL / Miers

先日のイベントで優勝し、現在 女子アジアQSランキングトップの脇田紗良と、野中美波もエクセレントをスコア（関連記事：脇田紗良とダコダ・ウォルターズが優勝！都筑有夢路が準優勝。QS5000 台湾オープン）。都築虹帆と男子ではカイヤン・ヤン（アメリカ）は8ポイント以上のエクセレントを1ヒート中に2本スコア。女子は初戦のラウンドオブ32が終了したが、地元韓国勢は全て敗れ、スカイブラウン以外は全て日本人サーファーとなった。

脇田紗良©️WSL / Miers

脇田紗良©️WSL / Miers

このウェイブプールイベントは、アジア・リージョンイベントで初、ロングボードイベントで初、また韓国で初のWSLイベントとなり、韓国のサーフコミュニティにとって歴史的な日となった。多くのローカルサーファーが初めて自国のWSLイベントに出場している。

WATCH LIVE: Siheung Korea Open – Day 1

詳細は以下、WSL公式HPよりご確認下さい。
https://www.worldsurfleague.com/siheung-korea-open
https://www.worldsurfleague.com/siheung-korea-open-lqs