大原洋人、中塩佳那の地元コンビが優勝！『WSL QS3000 千葉一宮オープン』

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ローカルナレッジを駆使した大原洋人、中塩佳那の地元コンビが優勝！

・大原洋人、中塩佳那の地元コンビがボンソイ千葉一宮オープンQS3000で優勝
・中塩がQS初優勝、大原はホームでQS初優勝。
・鈴木仁と野中美波が準優勝

千葉県 一宮町 釣ヶ崎海岸（通称志田下ポイント）で開催された、Bonsoy Chiba Ichinomiya Open（ボンソイ千葉一宮オープン）WSL QS3000 大会最終日が無事終了。最終日は男女セミファイナルからスタートし、2フィートの波で開催。大原洋人と中塩佳那が優勝を飾った。2人は2024 WSLチャレンジャー・シリーズ出場権獲得に向けてのこの大混戦を見事勝ち抜き3000ポイントを獲得した（関連記事：大原洋人と稲葉玲王が激戦を繰り広げ、野中美波がスカイ・ブラウンを破る！『WSL QS3000 千葉一宮オープン』ベスト4名が決定）。

大原洋人「アイ アム キング オブ 志田下」

男子ファイナルは大原洋人と鈴木仁が対戦。プロの駆け引きと緊張感のあるハイレベルなファイナルとなった。試合開始から大原が力強いファーストターンからロールインのコンビネーションで5.75をスコアするなど早々から2本揃えトータル11.00に。鈴木も得意のエアリアルを武器に素晴らしいコンビネーションを披露するが点数届かず。ローカルナレッジを駆使し自分の信念とサーフィンを貫いた大原が地元志田で久々の優勝。2015年以来となるWSL QS優勝を勝ち取った。

大原洋人 優勝インタビュー

・かなり久々の志田での優勝ですがどうでうすか？

大原洋人：「アイ アム キング オブ 志田下 って感じですね。笑」

「鈴木選手もあれだけエアー決めたりしていて、安心はできなかったけど試合はそれくらいの方が気持ちが引きしまるし、自分ももっとやってやろうと思う。何されてもここでは負けられないという一心で勝ちにこだわりました。」

「試合関係者や家族、会場やウェブで観てくれた方々に有難うと伝えたい。やっぱり見られていると気持ちも高まるし、もっと見てくれと思う。見てくれてくれた人がいたから自分の気持ちに負けず、最後まで試合ができたかなと思います。全ての人に感謝したいです。今夜からUSオープン行きますが、1から集中し直して今年CTクオリファイ目指します！」

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中塩佳那がQS初優勝

大原と同じ地元の中塩佳那は、ここ志田下で優勝しQS初優勝を手にした。ファイナルでは優勝候補の1人、野中美波と対戦し試合はシーソーゲームに。僅差で中塩リードの残り14分、左に寄った中塩がサイズのあるレフトの波を見つけノートリムのバーティカルアタックをメイク。ワンアクションで6.00をスコアし、これが決め手となり中塩がQS初優勝。中塩はアジアQSランキングを2位に上げ、野中は3位に1つランクダウンした。

中塩佳那 優勝インタビュー

中塩佳那：「QS初優勝、とても嬉しいです。右側でスコアしたあと、（中央寄りの方には）1発入るグーフィーの波が来ると知っていたので、プライオリティ持っていない時に攻めようと思っていて、その作戦がはまりました。志田でいつも練習しているけど、いつもQSでは負けてたのでとても嬉しいです。いい流れが作れたので次のQSも頑張ります！」

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Bonsoy Chiba Ichinomiya Open