プロサーファーのミカラ・ジョーンズがメンタワイでサーフィン中の負傷により44歳で逝去
ライター: WAVAL
Mikala Jones, Bali, 2023. Photo: Federico Vanno/Liquid Barrel
R.I.P. Mikala Jones (1979-2023)
数年前にインドネシアに移住し、危険な波でエキスパート・チューバーライディングの限界に挑み続けた、ハワイの名プロサーファーミカラ・ジョーンズ(Mikala Jones)の44歳の突然の訃報にサーフィン界は動揺している。数え切れないほどのカバーショットやビデオパート、そしてGoProの魅惑的な映像によって、ミカラは21世紀で最もフォトジェニックなサーファーの1人だった。
ハワイで生まれ育ったジョーンズは、人里離れたサーフスポットを求めて世界中を旅することに人生を捧げた。彼はオアフ島のノースショアとバリのチャングービーチを行き来し、他のどのサーファーよりも多くのバレルに入っていた。キャリアを重ねるにつれ、ジョーンズはその驚異的なチューブ・ライディング・スキルとGoProの壮大なショットで頭角を現し、様々な雑誌の表紙を飾った。
ミカラはGoProを使い、常にスポットを明かすことなく、これまでにない方法でサーフィンを映像として残す先駆者に。バリ島とハワイを行ったり来たりしていたため、オフシーズンは基本的になかったという。
ミカラは妻と3人の子供とともにノース・シポラのアウェラ・リゾートに滞在していたが、7月9日(日)午前9時15分頃、事故に遭い、左鼠径部の内側に長さ約10センチの傷を負った。サーフボードのフィンで大腿動脈を切断し、大量出血して死に至った可能性が高い。アウェラ・リゾートの職員はすぐにメンタワイ病院に連絡しボートで向かったが残念ながら病院で死亡したという。
ジョーンズの娘であるイザベラは、父へ感動的な賛辞を綴り、幼少期の写真をいくつか紹介。「今、信じられない気持ちでいっぱいです。お父さんをとても愛しています。最後にもう一度抱きしめてあげられたらと思います」と綴っている。
ミック・ファニングやケリー・スレーターなど多くのサーファーやカメラマンが彼の死を偲ぶ追悼の投稿を行なっている。
ミック・ファニング「訃報を聞いて、とてもショックを受けているよ。ミカラ、君は唯一無二の存在だった。ユーモアのセンスと古典的な一発芸が恋しくなる。エマと娘たちへ、たくさんの愛を送ります。ミカラは君たちのことが何よりも大好きで、いつも誇らしげな笑顔で写真やビデオを見せてくれたよ。この25年間、あなたと知り合えたことに感謝し、一緒に探検に行けて光栄です。Love you brother 」
ミカラのご家族とご友人には心よりお悔やみ申し上げます。
Mikala Jones Instagram:https://www.instagram.com/mikalajones__/
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